メインダンパーをEVAからウェットスーツ用ゴムに変えたことで、
横ブレが増えたような気がする。
ゴムの接触時間が短かったEVAよりも、横に弾くようになったからだろうか。
底打ち、戻りともに音が大きくなった気がしたので、
以下の改造を試みた。
1. PCBとスイッチの間に、シリコンゲルシートを敷く
2. ステム側面(前後ろ)に、マステを貼る
1. PCBとスイッチの間に、シリコンゲルシートを敷く
以前ここにはダクトテープを貼り、
布ガムテのゴム感を敷いていたが、
さらにシリコンゲルシート(厚さ0.4mm)を追加。
底打ちの振動がここで吸収され、
筐体の振動で増幅されることがなくなった。
どうも音鳴りは、筐体全体が振動してアンプになることで、
気になるようだ。
質量の大きなもののほうが音は大きいからね。
ということで接触点にダンパーを仕込むのは理にかなっている。
2. ステム側面(前後ろ)に、マステを貼る
戻り時に、ぱちんと指がはじき、
ステムの側面衝突がトップハウジングで起こっている。
とくにInk系の硬めのハウジングでは、
鳴りが大きく感じる。
すでに上面衝突は、タイルの目地材(ゴム)で、
ダンパーとしているが、側面衝突分をカバーした。
マステは和紙で、かつ粘着剤のついている、
すぐれた薄い緩衝材なので、
ステムの側面衝突部に前、後ろとも貼ると、
かなり緩和する。
キーによって、前2枚、後ろ2枚にしたほうがいいところもあった。
これはスイッチの個体差(和紙一枚分だし…)、
打鍵のくせの影響と考えられる。
これらの静音化が効果があったかどうかは、
いつも膝の上に、大きめの2ミリのカツラの板を乗せて、
その上にキーボードを置いて打鍵することで確認している。
板を天然のアコギアンプにしているわけだ。
普通に机に置いて打鍵音や筐体の響きを確認するよりも、
増幅されて聞こえるので、オススメのチェック法です。
なんか色々知見が溜まってきたので、
アドカレ用にまとめようかな…
2020年11月30日
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