今日一日膝上でやってみたが、
ありそうな気がする。腕が痛くならない。
テントを再調整して、内外差2ミリにした。
角度はiPhone計測だと同じ2度だから、
半度以下の調整なのだろう。
ミリ単位以下を指は感じるのだ。
その調整は手でやるしかない。
中指のキーの相性が良くなった。
サドルプロファイル試したい人は、
テント角を調整すると面白いかもです。
今回の膝上システムは、
割り切ってお盆を作ったことが特徴。
これまでは決め打ちで「このへんにキーボードがくるべき」
というギアを作っていたのだが、
今回は、「どうとでも試せる補助器具」を割り切って作ったのが大きい。
(3Dプリント4800円を、ドブに捨てる覚悟!)
つまり、
太ももの付け根の方がいいのか、
太ももの真ん中あたりがいいのか、
足はベタ足でついてるほうがいいのか、
爪先立ちにしたほうがいいのか、
足は開くべきか、
足を組んでも使えるか、
浅く座ったときと深く座った時で位置は変えるべきか、
などなど、
「長時間打った時の、姿勢的寝返り」を、
たくさん試せるのである。
そうすると、おおよそこんな感じ、というのが見えてくる。
あとはそこに向けて精度を上げていく、
という感じだ。(本チャンのお盆は木を削って作ろうかな)
で、ここからが本題なのだが、
机上でものを書く感覚と、
膝上でキーボードを操ってものを書く感覚は、
異なるような気がしたのだ。
思考は身体性に影響を受けるのはなんとなく分かっている。
だからこそ、ものを書く姿勢は常に一定にするべきで、
ペンで書くときは常にそうしてきた。
キーボードも同じ考えで机に置いてきた。
だが膝上でキーボードを操り、ものを書いていく感覚は、
「歌う」のに近い気がしたのだ。
机上キーボードで書くことは、
ペンで書くことにわりと似ている。
机と手の関係が似ているからだろう。
そしてそれを一致させたいなあと、僕はこれまで工夫をしてきた。
だが、ピアノのような全身運動だから?
言葉が踊り出すというか、
どっしり構えていない思考になってきた。
立ち止まる思考と、動きながら考える思考があるとしたら、
机上が前者、膝上が後者の感覚。
前者は思考が頭から出て、手を通じて出て行く。
後者は思考が体の中心から出て、手を通じて画面に反映される。
まだ慣れていないだけかもしれない。
慣れたら両者は一致する可能性もあるので、
これは経過観察する価値があるぞ、と思った次第。
おそらくだけど、
全身を使う感覚の分、
腕が酷使されず負荷が分散されている。
長文に向くのかは、これからテストしていく。
2020年12月04日
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