2020年12月04日

【薙刀式】膝上システム、ありかも?

今日一日膝上でやってみたが、
ありそうな気がする。腕が痛くならない。


テントを再調整して、内外差2ミリにした。
角度はiPhone計測だと同じ2度だから、
半度以下の調整なのだろう。
ミリ単位以下を指は感じるのだ。
その調整は手でやるしかない。

中指のキーの相性が良くなった。
サドルプロファイル試したい人は、
テント角を調整すると面白いかもです。


今回の膝上システムは、
割り切ってお盆を作ったことが特徴。

これまでは決め打ちで「このへんにキーボードがくるべき」
というギアを作っていたのだが、
今回は、「どうとでも試せる補助器具」を割り切って作ったのが大きい。
(3Dプリント4800円を、ドブに捨てる覚悟!)

つまり、
太ももの付け根の方がいいのか、
太ももの真ん中あたりがいいのか、
足はベタ足でついてるほうがいいのか、
爪先立ちにしたほうがいいのか、
足は開くべきか、
足を組んでも使えるか、
浅く座ったときと深く座った時で位置は変えるべきか、
などなど、
「長時間打った時の、姿勢的寝返り」を、
たくさん試せるのである。

そうすると、おおよそこんな感じ、というのが見えてくる。
あとはそこに向けて精度を上げていく、
という感じだ。(本チャンのお盆は木を削って作ろうかな)



で、ここからが本題なのだが、
机上でものを書く感覚と、
膝上でキーボードを操ってものを書く感覚は、
異なるような気がしたのだ。

思考は身体性に影響を受けるのはなんとなく分かっている。
だからこそ、ものを書く姿勢は常に一定にするべきで、
ペンで書くときは常にそうしてきた。
キーボードも同じ考えで机に置いてきた。

だが膝上でキーボードを操り、ものを書いていく感覚は、
「歌う」のに近い気がしたのだ。

机上キーボードで書くことは、
ペンで書くことにわりと似ている。
机と手の関係が似ているからだろう。
そしてそれを一致させたいなあと、僕はこれまで工夫をしてきた。

だが、ピアノのような全身運動だから?
言葉が踊り出すというか、
どっしり構えていない思考になってきた。
立ち止まる思考と、動きながら考える思考があるとしたら、
机上が前者、膝上が後者の感覚。

前者は思考が頭から出て、手を通じて出て行く。
後者は思考が体の中心から出て、手を通じて画面に反映される。


まだ慣れていないだけかもしれない。
慣れたら両者は一致する可能性もあるので、
これは経過観察する価値があるぞ、と思った次第。


おそらくだけど、
全身を使う感覚の分、
腕が酷使されず負荷が分散されている。
長文に向くのかは、これからテストしていく。
posted by おおおかとしひこ at 21:14| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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