2020年12月06日

【薙刀式】デュとか外来語とか

「デュ」のつく言葉はほとんどない。
しかし、僕の業界では超メジャー。
「プロデューサー」に使うから。
「ディ」も「デュ」ほど使わなくはないが、
あまり使わない。
しかし僕の業界では「ディレクター」で超メジャー。
プロデューサーとディレクターは、うちの業界のキープレイヤー。

薙刀式は、外来音を記憶負担0で提供する。


デュなんて使わないよなあ、
なんて思ってたら「チーズフォンデュ」の商品担当になったときに笑った。
何回「フォンデュ」打たせるんやと思った。
薙刀式でよかったよ。

ローマ字のfondhuだと、原語のスペリングとの違和感が半端ない。
purodhu-sa-と打つくらいなら、producerから変換したくなるだろうなあ。
でもたぶんdhuを俺打ったことないから、
fondexyuとかpurodexyu-sa-って打つんだろうなあ。
超面倒。


薙刀式では、
使用二音+濁点(濁音の場合)、
使用二音+半濁点(清音の場合)、
と3キー同時押しに統一している。

デュオもデュアルもなんとか打てる。

僕は、外来語はその頻度から、
「毎回戸惑いながら打つ宿命」だと諦めた。
だから、
よほど慣れている言葉をのぞいて、
「毎回初手のように打つ」ことを想定した。

プロデューサーを打ち慣れている僕だって、
遊戯王してないからデュエルを打つことはない。
プロデューサーが打ててもデュエルが打てないのは、
タイピングの不思議というものだ。
結局言葉単位で指は覚えているわけで。

で、そんなときにも戸惑わないように、
薙刀式の外来音は工夫があるわけだ。

こないだ「クォリティー」を打った時も、
ああ薙刀式でよかったと思ったものだ。
ググらなくて済むのは大きい。思考がそこに留まってくれる。
毎度毎度指を「よっこいしょ」とやりさえすれば、
それが書けるのは大きい。

まあ小書きを使って二打でも全然いいんだけど、
その文中で何回か出てくることが多いため、
何回か打つ分には外来音同時押しは重宝するわけだ。

思考を邪魔しないことが、僕は大きいと考えている。


ところで、
搭載している外来音はわりとある方だけど、
ないやつもある。
「ぴぇ」「みぇ」「しぃ」「すぃ」とか。
これらが搭載されてない理由は、
「DvorakJのコードを書くのが面倒だから」という一択に過ぎない。笑
3キー同時押しの部分に原理上拡張できるので、
必要な人は足していくといいと思う。

「ぴぇん」も「スィーツ祭り」も「レガシィ」も、
1アクションで打てるようになる。

あ、でも「スェ」は無理か。すえが同位置なので。
「ポカリスェット」は打てないな…
「ポカリスエット」でも「ポカリスウェット」でもいいのだろうが。
ちなみに大塚製薬公式表記は「スエット」のようだ。
スウェットがカタカナ表記としては忠実だが、
揺れの面倒さを取ったのだろう。

でも「スウェーター」にならず「セーター」になるから、
日本語を学ぶ外人は切れていいと思うよ。

そういえば僕は日本語ネイティブの、ゐゑの音を聞いたことがない。
wi、weでいいのかな。
「くゎ」はじいさんの「くゎんがく」(関西学院の略称)で聞いたことあるが。


外来音をマトリックスで打つ先駆者、
蜂蜜小梅の蜂蜜マトリックスを眺めると、
実に豊富な音を打てることがわかる。

「にぃ」「にぇ」「ぬぉ」を含む単語、おれしらないわ…
地名や人名用だろう。
マクスウェルの悪魔に、
蜂蜜小梅全使用者でこれらが何回押されたか聞いてみたいものだ…


一方新下駄はヴァ行すらいらんやろと捨てて、
その割り切りが面白い。

でもこないだヴォルテールの人名を打つ時に使ったなあ。
ヴェールを剥がすも打ったな…


外来音まで議論が深まることは多分ないだろうなあ。
使わなすぎるよね。
いっそ小書き二打の配列は清々しいのかも?

でもプロデューサー、ディレクターが打てると、
仕事メールが超早い。
(外来語に関しては、脳内発声がわりとあるようだ。
こういう時に1モーラ1アクションはありがたい)

それぞれよく打つ外来音は拡張したほうがいいのかも。

その意味で、薙刀式の外来音は、
(のぁ、もぃ、わぅ、すぇ、たぉ、くゃ、へゅ、るょを除き)
拡張性があります。
posted by おおおかとしひこ at 13:03| Comment(2) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
薙刀式の外来音の拡張をやってみました。字はローマ字や他のかな配列から拾いました。

できるもの
○ (小)ヵ、(小)ヶ、きぃ、きぇ、しぃ、ちぃ、みぃ、みぇ、ぎぇ、びぇ、うぁ、ヴョ、くゅ、くょ、すぁ、すぉ、てゃ、てょ、とぁ、とぉ、ふぅ、ふゃ、ふょ、でゃ、でぇ、でょ、どぇ、どぉ、づぁ、づぃ、づぇ、づぉ、ぶぁ、ぶぃ、ぶぇ、ぶぉ、ぶゅ、ぬぉ

どちらか選ばなくてはいけないもの
△ いぇ <--> すぃ、てぇ <--> りぇ、とぃ <--> にぃ、とぇ <--> にぇ、ひぃ <--> ぴぃ、ひぇ <--> ぴぇ

ぶつかるので拡張できないもの
× ゐ、ゑ、りぃ、ぎぃ、じぃ、ぢぃ、びぃ、ヴゃ、くぅ、くゃ、すぅ、すぇ、ぐぅ、どぁ、どぃ

それで思ったのは、ほとんどのは擬音なので、自分は入ってなくてもいいかなと。
「小」キーとの同時押しで十分なので。
Posted by なかやさとる at 2020年12月12日 17:31
>なかやさとるさん

数え上げありがとうございます。
うん、どれも使わなそうだな…。
ぴぇんが一打で打てないかなと思ったのがそもそもでした。
あとFFSに「リィ・エックス」がいたとか。

いぇ、ねぇ、まぁは使う人は使うでしょうね。
(まぁは外来音ではないけど、FVJに定義可能)
そのへんは拡張可能な余地は残してあると思います。

ちなみに99式ローマ字というのが、
おそらくは全ての可能性を網羅しているはず…
https://green.adam.ne.jp/roomazi/kyuukyuusiki.html
カタナ式のときにどういう外来音があり得るか、
考えるときに眺めてました。
結局使わないのが殆どだと考えて、
その打ち方を覚える意味ないなあ、
ローマ字博士になる意味ないなあ、というのが、
「使用音を同時押し」という薙刀式のアイデアに繋がっています。
Posted by おおおかとしひこ at 2020年12月12日 18:06
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