Filco公式のキーキャップ、ABSとPBTの話。
PBTの方が比重が重いということは、
薄く作ればいいのかしらね。
https://mobile.twitter.com/infoFILCO/status/1335783268138897415
で、軽いキーキャップと、重いキーキャップ、
どっちがいいんだろう。
美濃焼ーキャップを作った経験では、
実は重いキーキャップがいいのではと考えている。
打鍵感が安定して、
ガテロンクリアが高級スイッチに化けたもの。
単純に質量があるから、
初動が動かしにくく、
そのかわり一度動いたら慣性が大きい、
という特徴があるはず。
つまり、
スロースプリングの挙動とか、
静電容量式の挙動に近い。
ある程度最初は重くて、
しばらくしたらスコンといくイメージ。
これが好きな人は、重いキーキャップにするといいと思う。
比重の重い素材を使う、
大きくする、
厚くする、
充填率をあげる、
などで設計できると思う。
サドルプロファイルは、試しに厚めで作ってみたら、
その打鍵の安定感がすごくよくて、
以来僕は重いキーキャップ派だ。
DMMの金属系がもう少し安ければ、
金属製キーキャップも試したいくらい。
(冬場はきついかな)
逆に、軽いキーキャップは、
触れればすぐ動くから、
まるでキーキャップが存在しないかのような感覚になる。
薙刀式キーキャップのrev1はその考え方。
スイッチを改造してバネを軽くして、
とにかく軽くしていくことだけを考えていた。
軽いキースイッチは、
底打ちの衝撃をどう吸収するかが課題だが、
軽いキーキャップの方が気にならない。
僕が今涅槃イエローで底打ちの衝撃吸収を工夫しているのは、
重いキーキャップだからかもしれない。
一長一短ではあるが、
短期間では軽いキーキャップ、
長期間では重いキーキャップがいいのではないか。
で、
短期間では重いキースイッチ(乱打用)、
長期間では軽いキースイッチが、
いいのではないかと考えている。
サスペンションの世界は奥が深い…
2020年12月07日
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