2020年12月08日

【薙刀式】膝上システムは、打鍵感が柔らかい

なぜ気づかなかったのだ。
太腿という、最強に柔らかいデスクマットなわけで。


デスクマットは最近の自作キーボーダーの流行りのひとつで、
打鍵感が柔らかくなることで知られる。

昔から、
HHKBの下にはタオルを敷けとか、
ゴムマットを貼り付けるなんて改造もあった。

目的は同じで、
机のような硬いものの上ではなく、
柔らかいものの上に置くことで、
打鍵感を柔らかく、かつ静音化しようということである。

平らで柔らかいものであればなんでもよく、
ゼリーとかベッドであってもいいはずだ。
(使いづらいが)


で、膝上システムは、
天然の生肉をクッションにしてるではないか、
とはたと気づいたのだ。

もともと膝上用のキーボードトレイは、
ナイロンで出力している。
これは柔らかくたわみやすいが、
元に戻ることのできる、
靭性の強い材料だ。
これに加えて、天然の靭性素材、
人体が打鍵ショックを吸収する仕組みのようである。


これは、しばらく膝上システムに慣れて、
試しに机の上で打鍵してみたとき、
その硬さに驚いたことで気づいた。
今までの感触と随分違う、
硬い底打ちが現れてびっくりした。

ゴムの劣化思ったより早いか、などと早合点したけど、
膝上に戻したらもとの柔らかさに戻る。

柔らかいのは、スイッチではなくおっさんの膝だったとは。


さて、どうやって涅槃イエローを評価するかな。
机上でも柔らかいのが理想だから、
もっと柔らかく作るべきだろうか。
その時に膝上だと柔らかすぎないか。
次はその辺の調整かなあ。


打鍵感が柔らかいと、指の連携が滑らかに行くように思う。
打鍵が硬いと、シャキシャキはするけど長く持たない感じがする。

サスペンションの世界、奥が深い…
posted by おおおかとしひこ at 22:32| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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