そういえば蜂蜜小梅はTRONにも影響を受けていたはず、
と思い出して、TRONカナ配列の左右対称打鍵も調べてみた。
てい うか とし たん おも よい ゅう ゅー(中段)
のは ある られ きょ(上段)
さつ ざつ まっ(下段)
蜂蜜小梅とは配字思想は異なるものの、
予想通り対称打鍵が見られた。
下段をマイナー目に、中上段を厚くするのは、
親指シフト以来の伝統のようだ。
TRONの思想そのものはとても共感するし、
TRONキーボードはカッコイイしで好きなんだけど、
TRONカナ配列自体に馴染めないのは、
僕が対称打鍵を嫌っているからかも知れない。
自分が左右対称の配置を嫌っている、
というのは、
物理配列が対称の方がいい、
というのと真逆の感覚で、
それを通しで説明する理屈がわからない。
肉体的負担は対称であるべきだが、
文字や文章は左右対称でないから、だろうか。
我々が左右対称文字や、
左右折り返しの文章形式
(どこかの滅びた言語がそうだったはず)だったら、
左右対称打鍵に好感を持ったかも知れない。
左右の対称の破れは、
考え始めると奥が深いな。
たとえば、モデファイアは僕は左しか使わない。
右手でカーソルエンターBSを使っていた名残で、
左右のバランスを無意識に取ってたのだろう。
TRONキーボードの、左右両方にあるカーソルもすごく気になる。
右がノーマルカーソル、
左がHome、End、PgUp、Dnらしいが、
使いにくくないのかな…
似た役割だからシフトに入れればいいのでは…?
カーソル系はカタナ式の中央が、まだ理想だと僕は考えている…。
2020年12月10日
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