2020年12月11日

【自キ】スイッチの弾力について分かっていること

色々まとめてみる。


バネが強い→反発を使える、疲れる
バネが軽い→疲れない、底打ちが痛い

すべてのキーが等価重→ふつう
変荷重→指の強さに応じることが出来てベスト。
チューニングが困難。メンテも大変(パーツ揃える)

リニア→バネの性質が素直に出る
プログレッシブ→始動と底打ちを変えられるが、
目的の始動と底打ちがあるとは限らない。
(ちなみに僕の理想は、始動が12g〜35gの変荷重、
底打ちが75くらい?)

スロースプリング→試してない


【二重ダンパー方式】

メインのバネ以外に、
別のダンパーを底打ちに仕込むことで実現。
「軽いバネで運用を軽くしたとき、
底打ちの急激な停止、反発を和らげる」が目的。

メインにリニアバネ、
二つ目に何か弾力のあるものを使うことで、
非リニアの挙動をさせる。

ダブルスプリング:
chocの細いバネ+MXの太いバネの下半分
→下半分のバネの固定の課題。
カバンに入れて持ち運ぶと中でぐちゃぐちゃになる?
バネルブをしても、バネ同士の擦れが気になることも。
(不安定)

ボトムハウジングの中敷きに何かを敷く:
シリコンシート(0.8mm)→かなり良い。シリコンの感覚があまり好きじゃなかった。
ダクトテープ→静音化は可能だが、衝撃吸収ほどではない。
マステ2枚重ね→同上。静音性もやや弱い。
ビニールテープ→マステと変わらない程度。ぺたぺたする。

ステム穴に弾力のあるものを仕込む:
EVAシート2mm角→かなり良いが、やや硬い?
ウェットスーツ用ゴム2mm角→柔らかくて良い。
エラストマー樹脂→かなり柔らかい。おっぱい。

→このやり方は耐久性に問題があるかも知れない。
一ヶ月も使うと、中の2mm角の物体が縮んで弾性力を失っているように見える。
単に下に押し込まれて、ステムの棒が届かない可能性もある。


また、メインバネの強さが変わると、
下の弾性体の反力も変えるべき。
同じものだと違うスイッチに感じてしまう。
色々変荷重にすると、調整で時間が溶ける。
ベストプラクティス探索中。


【スイッチとPCBの間に何かを敷く】
ブレがなくなり、静音性があがり、衝撃を吸収してまろやかになる。

スイッチフィルムの真ん中の部分→ブレは減る。
マステ、ビニテ、ダクトテープ→静音性はまあまあ。
アクリルゴム両面テープ2mm→最高にガッチリ止まるが、
ホットスワップに向いてない。
スイッチが浮いてきて、外れて通電しなくなることが多くなる。

同1mm→弾力は2mmと変わらない。
横ブレは収まるが2mmを体験すると物足りなくなる。
でもホットスワップは楽。



底つきの時間が長い→柔らかくて気持ちいいが、疲れやすい
底つきの時間が短いと→シャープだけど硬いと痛くなる
底つきの時間が0→痛い
ここの「時間」はミリ秒単位だろうし、
押す強さによって異なるだろう。
(指によっても違うし、同じキーでも、
語頭は強く打ち語尾の方になると弱く打つ)


これまで試してきたことを備忘録的にまとめた。
まだ最適解はない…
posted by おおおかとしひこ at 14:08| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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