2020年12月17日

ものをつくるってこういうことさ

すごい動画を見たので。
松ぼっくりとレジンからコーヒースプーンを作る動画。
https://www.youtube.com/watch?v=eOU7a1iQC2Y&feature=emb_title
見てるだけで幸せになれる。
こんな風にものをつくりたい。


レジン工作はやってみたいのだが、
これ見てると道具はいいものを揃えたくなるなあ。

プロの精度の出る道具。
それを使う前提の設計。
ひとつひとつはシンプルだけど手のかかった工程。
寿司を作ってるのに近いのかなあ。

一個(二個できたとして)が一万円だとしても、
この手間賃とアイデア料としては安いかな。
二万円はさすがに高いか。


でもこれが流通に乗った途端、倍以上の値段になる。

資本主義とは、
こうした素晴らしい工房を買い叩いて、
販路に広めることで発展した。
高い工房なら、もっと安く作れる工房という植民地を作ってきた。

産業革命と映画の作り方は同じ構造をしていて、
そして販路の意見が強くなって、
工房は押しやられているのが、
いまだと思う。

工房の復権は、
このように工房を詳らかにすることで、
できるかも知れない。
posted by おおおかとしひこ at 12:09| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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