本日公開した薙刀式の最新動画をぼんやり見ていると、
案外単語や文節単位の変換確定(エンター、次を打って自動確定も含む)
が多く、一文単位で打って変換してないな、と気づく。
変換精度だけで言えばそのほうが合理的なのに、
そうしない理由。
僕は概念を一単位として打っているのかも知れない。
僕の思考は漢直である。
ひらがな文字で出てくるわけでも、
ましてや音で出てくるわけでもない。
正確にいうと、
概念の形でぽろりと出てきて、
それを手で拾う感じか。
手書きならば漢直で書くので、
思考と文字が並行して進む感覚が強い。
しかし漢字変換を伴うデジタル入力においては、
誤変換チェック(間違いなら直す)という第三の工程が入る。
それを僕はなるべく減らしたいらしく、
いわばライブ変換的に、
「書いた、間違ってない、書いた…」
のループを繰り返したいらしい。
そして「間違ってない」をなるべく時間的に減らす為に、
「ノールック確定してもいい範囲」を、
感覚的に理解している気がする。
で、時々IMEがあほなことをやるときのみ、
選択して戻って再変換だけで、
なんとか訂正しながら進んでいる感じだ。
これは、なるべく、
手書きの思考と概念定着の並行ループを邪魔しない感覚だと考えられる。
一文単位の変換の方が変換精度は高いものの、
概念がひらがなのまま放置されることに、
僕は抵抗があるようだ。
「今考えたことは、今ここにすぐ定着させたい」
の「すぐ」のほうが僕には強いっぽい。
ので、変換確定をノールックでやっているように、
僕の書き方は進化したようだ。
Macのライブ変換は、
なるべくこれを実現しようとしてはいるものの、
書き初めに意味が不確定な時間帯の無茶な誤変換があるため、
「今すぐ定着させたい」とは乖離があると考えた。
ということで、
MS-IMEの変換精度を大体肌でわかっている感じで、
概念単位の定着のループで、
僕は書いているようだ。
…と、分かるので、
打鍵動画は面白いよね。
コピー文ならば、文は動かないから、
長い文単位で変換をかけたほうが精度が上がる。
しかし、文や思考がいままさに動いている場では、
定着速度こそが大事なのかも知れない。
語尾部分のひらがなを変換せずに確定させるために、
薙刀式は「。確定」方式で書く。
なるほど、定着の速さを僕は優先してるっぽいね。
戻って再変換して確定して復帰するのは、
薙刀式の編集モードのとても良いところだ。
これはまさしく僕の書き方に、合ってるんだな。
単文節変換、連文節変換、ライブ変換など、
世の中には色んな変換確定の仕方があると思う。
そういうところも観察したいので、
気軽に打鍵動画を上げると良いと思うよ。
僕はもっと早く創作文を書きたい。
それをやってる人がいたら参考にしたいのだ。
薙刀式より早そうなのは、新下駄、飛鳥、月あたり?
もちろんqwertyでもいいので、
2000字/10分オーバーの実戦を見たいです。
2020年12月22日
この記事へのコメント
コメントを書く