エンジニアの世界の話ではあるが、
ほとんどうちの業界でも同じ話が転がっている。
https://medium.com/@satoryu/真面目な人を本気にさせる方法-7e111986d7f0
(たぶん変なリンクのつき方になるから、コピーしてペーストしてね)
我々はコンテや脚本で、
フィニッシュの状態を想像しながら仕事をしている。
しかし多くの素人は、
コンテ上の体裁や正誤について確認したがる。
それはあとでやることだと言っても、
まず事前に確認したいという。
それはだめな真面目なんだな。
さらに厄介なのは、
その人を直接説得しても、
その人が社に持ち帰った時、
同じ真面目の洗礼を受けて帰ってくることだ。
どうすればプロジェクトチーム全員を本気にさせられるのか、
僕はまだ手段を持っていない。
かつて多田拓が、
「イケてるCMの中にコンテをビデオ化したものを挟み込んで、
『そんな細かいことよりも、もっと大雑把な把握が大事』と、
説得したことがある」
と聞いた。
真面目な人たちは、そのビデオを何度も巻き戻しては、
各カットをチェックしてしまうに違いない。
コンテや脚本で、上がりまで想像できない人がいることで、
チームのパフォーマンスは時に0になる。
これは、仕事というものの本質的な問題のような気がする。
感動や爆笑という、ユーザーストーリーを説明すれば、
いいのかも知れない。
2020年12月28日
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