薙刀式は3キー同時押しを前提とした配列だけど、
環境やエミュレータの問題で2キー同時押ししか実装できない時用の、
2キー同時押し版を提案しておきます。
たとえば、3キー同時押しができないかえうちでも、実装できるようになります。
オリジナルより劣るのはしょうがないけど、それを甘んじてもいいや、
という人用。
以下、オリジナルと異なる部分はピンクで示します。
小書き専用キーが特殊キーに、
濁音拗音キーが追加。
ここが同置でない分、記憶負担が増えます。
(オリジナルと同じ)
・スペースキーのシフト(通常シフト)で、シフトのカナが出ます。
・濁音は、逆手のFまたはJと同時押し。
・半濁音は、逆手のVまたはMと同時押し。
・エンターはVM同時押し。
・FG同時押しでIMEオフ、HJ同時押しでIMEオン。
拗音の一覧。
濁拗音、半濁拗音は3キー同時押しから2キー同時押しに変更。
濁拗音は右手の゛やゆよキーと、左手のイ段カナと同時押し。
半濁拗音は特殊キーQとの同時押し。
特殊キーとの同時押しを、
小書き、外来音、半濁拗音に。
とくに左手の同時押しはやりにくいので、
Qキーを同時押しではなく、通常シフトに設定したほうがいいかもです。
記憶負担はこれで大幅に増えますが、
なるべく同じ位置で打てるようにしておきました。
全部覚えるというより、使うたびに覚えましょう、ってスタンスでいいと思います。
結構無理やりなので、あきらめて小書きと二打で打ったほうが打ちやすいかも。
また、オリジナルにあった外来音がすべてあるわけではありません。
(落としたのは、
ヴァ、ヴィ、ヴェ、ヴォ、ヴュ、フュ、ツァ、ツィ、ツェ、ツォ、
クヮ、クァ、クィ、クェ、クォ、グヮ、グァ、グィ、グェ、グォ、イェ、および小ゎ)
とくにこれが公式、というほど煮詰めていないので、
もっといいやり方があるかもしれませんが、
3キー同時押しだからできなかった人には朗報かと思います。
(濁拗音キーは、なるべくロールオーバーの邪魔をしない位置にしておきました)
かえうちではすぐに実装できるし、
やまぶきでもいけるでしょう。
Macでも可能な範囲にきていると思います。
また、3キー同時が必要な編集モードはとくに考えていないので、
たとえば親指キー(無変換と変換)との同時押しで出るようにするなどで、
対応してください。
3キー同時押しによりいかに薙刀式がうまく圧縮しているか、
逆にわかってしまう配列になってしまった……。
これで薙刀式の配字が気に入った人は、ぜひオリジナル版を、
なんとかして実装してね。
2021年01月01日
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