2021年01月02日

【薙刀式】俺の小指がホームにいない

ことが、動画を撮ることで発覚。


ネット喫茶に置いてあった、
ロジクールのK120がすごく使いやすかったのでびっくりした。

なんでだろう、キートップに秘密があるのかしら、
俺はこのキーボードをどう打ってるのか動画撮ってみたろ、
と撮影。
結局その秘密はよく分からなかった
(押下圧が50とメンブレンにしては軽く、ストロークが短い2.8までは把握)
のだが、
その動画の俺の左小指の位置がびっくり。

ロウスタッガードの、左シフトの上に左小指がいるぞ?

https://www.youtube.com/watch?v=sc5imVK_Jyc


打っているのは薙刀式。
(USBメモリ経由DvorakJ)
ベコベコ言ってるのは、スペースキー(センターシフト兼変換)の、
中の金属スタビだね。


撫で打ち用に指を伸ばし気味
(左中指、薬指のホームポジションは、45度より浅い。
また、前後方向にまっすぐ当たらず、内側に捻って当たっている)
なので、
短い小指は下段あたりに来る。
伸ばした小指はスタビライザーにもなってると思う。

で、ロウスタッガード用に左にひねるのはやめたので、
左小指はZ上ではなく、左シフトの上空に来る、
ということらしい。
(最初に無意識にZを触って位置関係を把握してるっぽい)

左小指だけに注目すると、
最初の方にA(ろ。シフトの「せ」かも)を一度打ち、
最後の方にZZA(「ほうほうろん」の、ほほろ)を打ち、
計4打しか出番がない。
それ以外はすべてスタビライザーの役割を果たしているようだ。
つまり、曲げ伸ばしの補助をしている。

薬指上段のとき、小指を縮めて薬指を伸ばし、
薬指下段のとき、小指を縮めて薬指を下段に撫で打ちさせる。
中指上段のときは、逆に小指をピンと張ることで伸ばしやすくしてるみたい。

僕が、
「指が一本一本独立してキーを取っていくモデル」
が現状を反映していないというのは、
こうした従属運動があるからだ。

ピアニストほど指の独立が出来ない人は、
こうしてキーボードを打っていて、
僕はこれくらいの人の運動で、
最適な使い方が出来るようにしたいのだ。


また、中指薬指が、二本で一本の指になっていて、
曲げ伸ばしが完全同期していることもこれから分かる。
中指の運動に薬指はずっと曲げ伸ばしを随伴していて、
薬指を打つ(薙刀式では小指の倍程度の頻度)ときは、
中指も曲げ伸ばしを同期させて、
第一関節の先だけ薬指を独立させている感じ。

人差し指はおそらく独立していると思われる。

本来の目的とは違ったが、
相当面白い動画になった。


ちなみに、パソ活さんのK120動画も見つけたので、
比較すると面白い。
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=LmdNTDf20ik

左手だけ見ると。

流石にqwertyだから、小指はAにガッチリ固定。
左中指薬指は、だいぶ立ててホームにいる。
70度とか80度あたり。
中段下段は、手首を使っているように見える。
中指薬指の分解は第二関節の先くらいからに見える。
でも大体動きは同期してるっぽい。
小指はスタビライザーの役割はあまり果たしていない。
上段に行く時、全部の指が伸びいてるように見える。

このアングルだと指の動きがよく見えて面白いな。
今度はこれでやろうかな。

みなさんの指はどうしてるだろう。
スマホで撮るだけだから簡単に見れるぞ。
posted by おおおかとしひこ at 13:38| Comment(2) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕の中指薬指の同期や、左手の筋力についてですが、たとえば、

左手で速めの SDF 3連打を等間隔で打鍵しようとしても、SDがほとんど同時に打鍵してしまいバタバタするので、中指薬指の分離はかなり弱いです。SD連打も等間隔にできず、ベタベタぎこちない動きになります。

それに対して右手は LKJ 3連打をしても、ほとんど崩れることなく打てるし、LK連打もそこそこ速く打てるので、左手とは強さが全然違います。

なので指の力で解決できない場合は、手首を使って「手の甲を落として」打鍵します。打鍵に必要な力を「重さ」にすれば、指の役割は「どちらの指が下にあるのか」という位置関係だけで済むので、2連打までは指を鍛える必要がありません。

(というかそもそも普通の文章入力やタイピングゲームのお題だと、純粋な筋力を鍛えるには全然負荷が足りないと思います。音ゲー・楽器が理想。仮にタイピングでするとしても、文章ではなく筋力トレーニング用の打鍵を繰り返す負荷を与えないと)

あと、上段(Wの段)は指を「伸ばす」感覚ではなく、「折りたたんでいた指を開く」という感じです。(そもそもホームポジションの構えは折りたたんでいる状態)

QWERTYの場合はXCよりもWEのほうが重要なキーで、数字段も打てるので、このほうが利点が多いのだと思います。

ーーー
中指薬指の角度については、以前も少しコメントしたかもしれませんが、僕と大岡さんは根本的に1段分、構えている高さが違うと思います。
僕のAWEFが、大岡さんの指の角度と同じような感じです。
Posted by パソ活 at 2021年01月02日 21:03
>パソ活さん

非常に興味深い感覚の話をありがとうございます。
やはり指の力よりも手を下ろす力を使ってるんですねえ。
筋力というか神経系統の問題かしら。
基本的な筋力というものもあるだろうけど。

同じキーボードの使い方でも全く違うのが面白くて、
動画をずっと見てしまいました。

ホームポジションがかなり丸く構えていたのが印象的で、
おそらくキーボードを打つのは、このやり方が基本なのだろうと想像します。
しかしこれは日常のどこでも求められない方法なので、
日常と繋がってる方法であるところの撫で打ちしか、
僕は出来ないんだろうなあと思いました。
なんかずっと突き指を続ける感じで、
どうしても突き下ろしは苦手です。
ストリートファイターやゲーセンのボタンでも僕はあの角度ですね。
Posted by おおおかとしひこ at 2021年01月02日 22:52
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