2021年01月02日

【薙刀式】ブラインドタッチの基礎の基礎

改めて、ブラインドタッチをどう習得すればいいか考える。

配列図を頭に入れる前に、
「そもそも指が動くのか」を総点検したほうがいい。
それが出来ないと、ブラインドタッチはそもそも出来ない。


10キー3段、ホームポジションからの標準運指。

左小指の中段、上段、下段、
左薬指の中段、上段、下段、
左中指の中段、上段、下段、
左人差し指の中段、上段、下段、
左人差し指伸ばしの、中段、上段、下段。

エンターキー打って折り返して、

右人差し指伸ばしの、中段、上段、下段。
右人差し指の、中段、上段、下段。
右中指の、中段、上段、下段。
右薬指の、中段、上段、下段。
右小指の、中段、上段、下段。


これらを一回ずつ、
手元を見ずに打ってみる。

順番が合ってたら、英語モードなら、
aqzswxdecjrvgtb
yhnjumki,lo.;p/
と印字されているはず。

どれかは打ちやすくて、どれかは打ちにくいだろう。
自分がどの指のどのキーが、得意か、苦手かを知ることは、
ブラインドタッチをする上での前提だと思う。

やることが分かったら、各キーを3回ずつ打ってみて、
画面と指の感覚を繋げるように意識して、
得意と苦手を把握する。

自分の指と段のひとつひとつの繋がりの、
どれは濃くてどれは薄いか、
自分の中の感覚をまずは把握するのだ。


点数をつけておいてもいい。
これらを全部同じ点数にするまで鍛えるのがピアニスト的訓練法で、
苦手なキーはあまり使わず、得意なキーをたくさん使おう、
というのが新配列のアプローチだ。


指と打鍵の関係が把握できたら、
はじめて配列図を眺めるといい。
この配列が、この指とキーボードという土台の上に乗る、
と考えるといいわけだ。

左小指に最も使うAを置き、
打ちづらいTYをよく使い、
最も打ちやすいFJをほぼ使わない、
qwertyローマ字は、ブラインドタッチ用の配列としては、
極めて効率の悪い配列であると僕は思う。

もっとも、ATYの点数が高い人は最初から使えるし、
鍛えて点数が上がる若い人なら、行けるかもだ。

しかしこれを全員に勧めるのは、
指と打鍵の関係を知らない、素人だと僕は思う。


まず、自分の指とキーを繋げよう。
そしてその繋がり方には、濃度の差があることを理解しよう。
これは標準運指による方法だが、
指とキーの担当は、この通りでなくてもよい。
しかし少なくとも30キーを、
過不足なく自分の支配下に入れないと、
ブラインドタッチそのものが出来ない。

僕はこれに三日くらいかけるべきだと思う。
それを最初に習いたかった。

文字はあとで習う。
覚えるべきは、○指の○段という物理的つながりの感覚。


30キーを例に出したが、
小指伸ばしを含めた横への拡張、
数字段を含めた上への拡張、
親指段がどこまで行けるのかの最下段の意識、
など、どこまで指の感覚があるかも、
ついでに知るといいかもしれない。

僕は、30+親指6キーが限界だと、最初に思った。


追記: 以前あげた僕の指のプロフィール。(格子配列前提)

0←良い 嫌→9
なおQPは薬指前提。小指なら9評価。

99999 99999
87338 83135
77223 10136
77423 21346
    3 3

posted by おおおかとしひこ at 14:36| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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