ATOKのキーバインドは今まで本気で調べてなかったんだけど、
動画の方にコメント頂いて、ローマ字+ATOKという選択肢もあるんだなあと思う。
そんなに便利なのかな?と調べたら、
薙刀式の編集モードに採用している第一セットとほぼ同じでワロタ。
俺、車輪の再発明をしたのかも。
https://idling-time.com/atok-shortcutkeys/
Macの文字入力ショートカットを調べた時、
とても合理的な右手の配置だなあと感心したことがある。
ただその時も、
A横のCtrlを使うそのバインドが、
ただでさえ使う左小指を更に圧迫するやろ、
と思ってマスターをやめた。
ATOKはさらに厄介な、
Windowsの方のCtrl、
左下のやつを使うっぽい。
「ホームポジションから手が崩れない」?
崩れるやんけ。
こちとらZですら苦痛なのに。
掌で押すとか、小指の付け根をぽこっと出して押すやり方もあるけど、
どう考えても不自然だよね。
薙刀式の編集モード1、
「D+Fを押しながら右手の何か」
のバインドならホームポジションを崩しようがないので、
便利。
単純にDvorakJでこれだけ使ってもいいくらいだ。
で、ATOKのショートカットの右手部分はかなり優秀。
ていうかここから、
OUT: 確定アンドゥ、変換取り消し、全確定、部分確定
IN: 文節移動と1文字移動を兼ねたカーソル、5文字移動、
選択と文節伸張を兼ねたシフトカーソル、
入力キャンセル、
ホーム、エンド、確定エンド
で、薙刀式の編集モード1の右手部になる。
確定アンドゥは必要性を感じなかった。
ぼくが「さっきの変換を修正したい」と気づく時って、
すでに次の文字を打っている時がほとんど。
「確定直後のみ有効」な確定アンドゥは大体手遅れ。
だからカーソルと選択と再変換を使うことにした。
確定アンドゥが有効なのは、
ものすごくゆっくり打ってる時じゃないか?
変換取り消しも同様。
打鍵速度が上がれば上がるほど、「さっき」は何文字も前になっちゃう。
部分確定、全確定は、
そもそもV+Mがエンターなのでね…
MS-IMEの設定で、
ひとつ文節を進むと確定するオプションがあるけど、
僕はオフにしている。
戻りたい時に一回確定して戻って再変換しないといけない。
変換中はいつでも戻れると思った方が心理的に楽。
で、薙刀式は「。確定」を使うスタイルで、
「。」抜きで一文打って、
ひらがなのままでよければ「。確定」で次、
変換したければ変換して「。確定」で次、
というスタイルなので、
全確定の必要性は本来ない。
でも動画を見るとわかるけど、
V+Mのエンターはリズムになっちゃってるけどね。
(「次の文字を打つことで自動確定」だと、
IMEが学習しない気がするんだよね。
だからつい「これやぞ」って学習させてる感じ。
最新動画だと「論点」を学習してなかったよね)
ということで、
編集モードの下位互換にしか見えなかったATOK。
便利なコマンドがあったら、
是非教えてください。
僕がプログラミングがもう少し出来たら、
色々な「編集コマンド」を作りたいのだが、
IMEに用意されたものしか使えないのは、
編集モードの限界だよなあ…
(一文選択、前の文選択、次の文選択、
段落選択、前の段落選択、次の段落選択、
アンカー文字、たとえば〔〕とかを任意のところに打ち、
アンカーごとカットして、アンカー抜きの中身をペーストできるコマンド。
あとは候補選択の番号を降順にしたい。
縦書きでも数字段の配置に合うはず。
以前MSに問い合わせたがなしのつぶて)
アルゴリズムはすぐ出来るが、
文字コードの仕様をよく知らないので、
文字列のコーディングが分からないだけだけど。
まあ禁則処理とか、日本語には面倒な例外もあるので、
エディタを開発すれば済むのかも…
2. 部分確定:[Ctrl]+[N]
3. ひらがな変換:[Ctrl]+[U]
4. カタカナ変換:[Ctrl]+[I]
5. 文節の区切りを短く:[Ctrl]+[K]
6. 文節の区切りを長く:[Ctrl]+[L]
ここまでは、MS-IMEもATOKと同じです。
注目は、5.6.が横書きと縦書き共通だってことです。
7. 変換取消:[BackSpace] or [Ctrl]+[H]
ATOKの場合、変換中に字を直したいときは、まず先ほどの5.6.で文節区切りを動かして、消したい文字の後ろまでカーソルを持っていきます。そして7.を押すとその文字が消え、あとは正しい文字を入力して変換するだけです。
この使い方では、ただの前文字削除ですねぇ。
これが私は効率的だと思っていますが、使ったことがない人にはイメージしにくいかもしれません。
それでもATOKは動きが重いので、家では使っていませんが。
単にカーソルを動かせば済む話?
それともカーソルを動かさず文節単位でコントロールするのかしら。
すべての操作を、縦書き横書き共通にしてくれないかなあ。
もうIMEが世に出て何年経つというのだろう。
emacs影響下のMacだと、Ctrl+BFPNで、
上下左右ではなく、
前文字次文字/前行次行と相対操作が可能で、
薙刀式の横書き版でも縦版と同じ位置のキーに同じ役割を振ってたりします。
プログラミングではごく簡単なif文で済むことなのに、
なぜIMEで実装しないのかさっぱりわかりませんね…
右から左に書くような言語圏のIMEとかどうなってるんでしょ。
バベルの塔の罪は重いなあ…
ATOKの変換中には、消したい文字の後ろまでカーソルを持っていき、7.を押すと変換取消、カーソル位置はそのままなので、もう一度7.を押して前文字削除。あとは正しい文字を入力して変換するだけです。
7.の一回押しではありません。
いちおうMS-IMEでも、
5.[Ctrl]+[K]、6.[Ctrl]+[L] がカーソル前移動、後移動を兼ねていますよ。
>いちおうMS-IMEでも、
>5.[Ctrl]+[K]、6.[Ctrl]+[L] がカーソル前移動、後移動を兼ねていますよ。
へえ、これは知らなかった。ありがとうございます。
プロパティを調べるとCtrl+…のところに知らないやつがいっぱいいますね。
しかしKLは変換前と変換中で、移動と分節伸縮に変わるという妙なバインド。
しかも入力文字なしのときに文字左文字右を割り当てられないというクソ仕様…
行前後もあれば、縦書き横書きを統一できるかと思ったがダメか…
すげえ簡単なことなのになあ。
これを吸収するのはエディタのレベルか、QMKということか…