というのを今やっている。
13万字ある小説のリライトをやっている。
正月休みから毎日やってるので、
26日で終わるスケジュールの作業。
とはいえ、僕は四柱推命基準のサイクルで執筆する。
12日サイクルで、9日働いて3日フルに休む。
(会社の在宅勤務とは別に、一日2〜3時間確保している)
3サイクル36日あれば、一通り終わる予定。
5000字分のリライトといっても、
全面的に5000字書く場合もあれば、
2000字程度しか筆を入れない場合もある。
1000ってことはないな。かなり直す。
今日はローマ字換算1万打鍵くらいだったので、
4000字くらいは書いたと思われる。
リライトだから、BSやカーソルの使用も多いので、
3000字くらいと見ておくか。
5000字ぶんの紙焼きに手書きで修正して、
それをタイピングで清書する。
清書しながら手書き修正をさらに直すこともあるので、
単なるコピー打鍵じゃなくて、
二回書くみたいな感覚。
これを手書き作業1時間、タイピング1時間と、
ざっくり決めてもうすぐ一ヶ月。
間に完全休養3日があるとはいえ、
これだけ連続して大量にタイピングすることはあまりないなあと思った。
(もちろん、普段のブログを薙刀式で更新しながらだ)
当然なんだけど、薙刀式×自作キーボードは、
めっちゃ便利だ。
この為に作ったのだ!と毎日感じている。
言葉を綴るのは速くて楽だし、
編集モードの右手部はリライトにめっちゃ便利だし、
そしてこれが大事なのだが、
疲れを次の日に残さないのだ。
もしこれがqwerty×HHKBだったら、
薙刀式で1時間のところが3時間かかるわけで
(僕の場合。qwertyより薙刀式が3倍速い)、
しかも次の日に疲れを残したと思う。
仕事しながら一ヶ月では全く終わらず、
三ヶ月で出来たかな、ってなってしまう。
たぶんあまりの進まなさに、
書く気力が先に萎えると思う。
鉄は熱いうちに打たなければならない。
思いが強い時間は一日にそんなにない。
強い創作意欲が継続するのは何ヶ月もない。
そのときに作業を終えられるだけの、
速度と疲労しない道具が、僕は欲しかった。
qwertyでは、目の前の思いが蒸発してしまって、
書き続ける情熱は揮発し、文章のクオリティも下がっただろう。
qwertyでは、一ヶ月までは頑張っても、
1/3しか進まないので挫折していただろう。
作業の大変さが壁になるべきではない。
なにせ僕はその13万字は、ぜんぶ手書きで書いて、
しかもリライトだって手書きでやっている。
qwertyがそれより大変になることの意味がわからない。
qwertyは僕にとって、使えない道具だ。
薙刀式×自作キーボードを手に入れて、
やっと手書きと同等に使える道具になったと思う。
薙刀式では1300〜2000字/10分くらいで、
手書きだと900くらいだけど、
一発目は手書きを死守する。
漢字変換のノイズが入らず、
純粋思考が出来るからだ。
手書きを整えることに薙刀式を使うことで、
僕の生きた言葉はようやく活字として定着できる。
2時間で5000字を30日。
これを続けられる配列が、
僕にとって優秀な配列だ。
情熱が蒸発しないスピード、
弱い指をほぼ使わず強い指を使う疲労のなさ、
内容に集中して思考を邪魔しない簡単操作、
ホームポジションから手を動かさず、手の動きが少ないこと。
そうしたことが優秀なキーボード操作の条件だろう。
そして薙刀式は、
コンバットプルーフを成し得たと思う。
実際、新配列の使い手で、
ここまでヘビーな実戦に使っている人はいるのだろうか?
親指シフトでそこまで量と速度は確保できるのかな。
シフターは日産や月産や時間を出さないから、
具体的数字がよくわからないんだよな。
わりと少なめにしか書かない人しか使ってないイメージがある。
何故かqwertyでここまでやる作家はいる。
手が丈夫じゃないと無理だと思う。
薙刀式以外で、こういう数字の具体を知りたいものだ。
僕がqwertyに挫折したとき、実はそれが一番知りたかった。
2021年01月23日
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