リライトは加速する

先程、13万字ほどある小説の、第一回通しリライトが終了したので、
その記録を残しておく。

リライトのペースは加速していく、
ということがなんとなくわかった。


モノは4章構成。
概ね第一幕、二幕前半、二幕後半、三幕に相当する。
ページ数はバラバラで、
原稿用紙換算で、

90枚
120枚
105枚
63枚

だ。
これにかかった時間を記録してたので、
日産ページ数がわかる。

90枚　7日　13枚/日
120枚　6日　20枚/日
105枚　5日　21枚/日
63枚　3日　21枚/日

どんどん加速していっていることがわかる。

もちろんリライトだから、
一から文章を書くわけではなく、
この枚数分の原稿に手を入れる作業、ということになる。
言葉だけちょろっと直すものから、
ざっくりブロックを落としたり、
ブロックごと書き換えたり、
新しく何枚も書いたり、
なども含むので、一日の作業量にはばらつきがある。


一幕はセットアップなので、
直すところが多い。
慎重に色々な表現を直し、第一印象にも気を使ったりする。

二幕はそれよりはペースが上がる。
とはいえ部分によっては全面書き直しも沢山やった。
うまく書けてるところは修正なし、
というところもあるので、トータルでペースが上がるようだ。

本日終わった三幕のクライマックスは、
ほぼ2日で書き直した。
ほとんど全面書き直しにしたので、
中日にプロットの練り直しを余儀なくされ、
その日はほとんど進まなかった。

とくに本日の最終日は、39枚/日の最高ペース。
8割方書き直したかな。
三幕全体は導入、本体、ラストと3シーンなのだが、
本体の長いワンシーンクライマックス+ラストシーンを、
一日フルに使って、一気に書き終える。

昨日の晩は焼肉ブーストして朝10:30開始、
昼は大盛りオムライス炭水化物ブーストして、
晩は蕎麦大盛りの炭水化物ブーストして、
一回銭湯行って長考、クライマックスのセリフを整理した後、
念の為湯冷めしないようにタクシー帰宅の裏技に1000円払い、
糖分が足りないのでコンビニのチョコレート一気ぐいブースト、
2時間ノンストップで23:30終了。

考えうるすべてのブーストを使って書き切った。
（ないのはマッサージと昼寝と風俗だろうか？）


時計的には13時間かかっているが、
飯食ったりカフェを移動しながら考えたりしてるし（今日は4軒）、
集中力が途切れたらスマホ見て気分転換してる。
考えて、書いた時間は8時間くらいかな。
でも色んなブーストないとこんなに集中できない。
クライマックスだから出来たことでもあるしね。

もちろん紙焼きにオール手書き。
タイピングじゃこれは無理だ。
8時間もタイピングしたら死ぬし、本体の充電切れるわ。
（明日タイピングします）

最初の頃は、
「手書き直し→その日の作業分をタイピング」
で済ませていたけど、
後半筆に勢いが出始めて、
「疲れるまで手書き、休みの日にまとめてタイピング」
になっていった。

なお、僕は四柱推命ベースでスケジューリングしているので、
12日サイクルだ。
9日ぶっ通しでやって、3日フルに休むスタイル。


ちなみに、

90枚　7日　13枚/日　　7日一気稼働
120枚　6日　20枚/日　　2日稼働、3日休、4日稼働
105枚　5日　21枚/日　　5日稼働、3日休
63枚　3日　21枚/日　　3日稼働

というような日々であった。


「大体どれくらい働けば、
どれくらいのものが書けるのか？」
「大体どれくらいのものを、
どういうスケジュールで書くのか？」
は、なかなかリアルな数字が出ないので、
参考にされたい。

もちろんこれは13万字という小説の話なので、
4万字強の脚本なら、もっと楽だよ。

もちろん、これはリライトの話。
第一稿を書くのは何倍もかかる。
日産10枚行かないのは確実だ。
日産5？　毎日できるものでもないし。

今回は冬休み→緊急事態宣言の在宅勤務、夜たっぷり空いた、
という特殊事情があったため、
落ち着いて毎日やれたのはでかいかな。


これは賞に出す投稿用なので、
落ちたらまた公開します。笑


僕は昔こういうリアルな数字を見たかったのに、
誰も公開してなかった。
記録を取ってなかったんだと思う。
なので、わかる範囲で記録を取っておいた。
参考までに。