シンウルトラマン予告(特報ティーザー)。
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=SK5yejcKCis
オールスターキャストのブロッコリー。
そのアップたち。
キメ顔や決めポーズの連打。
(顔芸、銃を構える、ボタンを押すなど)
ゲームのCGみたいな怪獣。
ゲームのCGみたいなウルトラマンのワンカット登場。
ひとつの大箱を作って製作費を募り、
それを小分けにする仕組み。
今回の大箱が、こち亀からウルトラマンになっただけで、
オリンピックも同じかもしれない。
十年一日。
いや、こち亀は70年代の映画だろうから、
50年一日だ。
これ以外はないのか?
全部同じでいいのか?
キャラクター紹介ムービーに徹していて、
何一つストーリーを紹介しないでいいのか?
これは歌舞伎の時代の、
役者名ののぼりを掲げることから、
進化していないのか?
キャラクターのファン数を積層して、
その総和で儲けるファン商売以外に、
映画の作り方はないのだろうか?
鶏と卵、どっちが先かは分からない。
そういう提供があるからそういう客ばかりになり、
そういう客がいるからそれを提供する。
その先は、先日見たなろう小説と同じではないか。
なんという志の低さだろうか。
60年代のノスタルジーをCGで蘇らせた三丁目の夕日。
その時代のヒーローのゴジラをCGで蘇らせたシンゴジラ。
それから時間がスライドして70年代のウルトラマンになっただけ。
あの頃は良かった、みんな元気で。
日本はすでに回想の時代に入っているのだろうか?
まあまだこれは特報の第一報だ。
そういう戦略もあるだろう。
僕は、この時代に相応しい新しい危機を、
新しいやり方で乗り越える、
全く新しい物語を見たい。
せっかくの空想特撮だから、それが出来る可能性がある。
ウルトラマンを作った男たちは、
そうした新しい物語を開拓していった人々だ。
だから僕はウルトラマンが大好きだ。
過去の追憶にすぎないか、
ウルトラマンの精神を理解した、
次のステージのウルトラマンか。
庵野はエヴァでやるテーマをシンウルトラマンで先にやってしまった、
そう思えるような映画を期待したいが、
どうだろうね。
2021年01月29日
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