印象でものを語る奴は信用するな。
分析された感想は、信用に値する。
印象でものを語られた感想で、傷つくべきではない。
それは所詮印象に過ぎない。
ほんとうに分析したものを恐れなさい。
それは分析するだけの労力がかかっている分、
冷静だからである。
大体、第一印象と中身が異なることなんて、
しょっちゅうある。
「第一印象で思った通りだ!」のほうが印象が強いから、
そればかり記憶に残るだけのことである。
(マーフィーの法則)
ほとんどの判断で第一印象はあてにならない。
あなたのほんとうの姿なんて、
長いこと付き合ったやつしか知らない。
第一印象であなたのことを理解する人はまずいない。
あなたの判断も同様だ。
アプリオリな感覚は、
一瞬正しいような気がするが、
よくよく考えてみると違うこともある。
しかし合っていることもある。
それだけのことである。
第一印象は合っているときもあれば、
ちがっているときもあるだけのことだ。
その正解率は、一定しないと考えるべきだ。
印象しか言っていない感想は、無視してよい。
ただ、そういう印象を与えていることが、
誤解に結び付いているならば勿体無いので、
反省材料にしたほうがいいとは思う。
でも参考程度だ。表面的なことに過ぎないのだから。
それよりも、
きちんと分析したものを参考にしなさい。
それも結構誤解に満ちていたりもするけど、
でも印象よりも自分の考えで展開したものだから、
首尾一貫性がある。
その首尾一貫性を信用することだ。
誤解があるならば、
じゃあ、その誤解を減らすにはどうしたらよいか、
ということが次の参考になるわけである。
印象は動物的である。
知性ではない。
動物に対してアピールしたいのか、
知性に対してアピールしたいのか、
まず選ぶことだ。
最終的には、両方にアピールしたほうが強いけど。
2021年02月12日
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