2021年02月18日

【薙刀式】ブラインドタッチが少数派であることがわかるスレ

GMKのDotというキーキャップを紹介した記事に対する2ch民の反応で、
大体世間のレベルが知れる。
(PC板の人はふつうより詳しいはずなのにねぇ)

独Cherryからクソカッコいいキーボードが発売してしまう これは買う以外ないだろ
http://www.jisaka.com/archives/37136811.html


まずスレタイから間違いで、
これは交換用のキーキャップで、
MX互換軸につけるタイプのものだ。
キーボードとキーキャップは写真がほぼ同じだし、
つけた状態のキーキャップは区別がつかない。

つまり、
「キーキャップは交換できる」
「それ用にキーキャップのみがあって、
それらを交換しておしゃれする文化がある」
がまず知られていない。

また、
「ブラインドタッチ前提なので、
何がプリントされてたって構わない。
キーキャップとは他人に見せる時用だ」
という考え方も伝わっていない。

「基本キーボードは見ない」
が、いかに普及していないかがわかる。


「エンターをッターンしたい」というのも、
ブラインドタッチの立場からはおかしい。
一々それをやってたら小指を壊すし、
確定を押さなくても次の文字を打てば自動的に確定するから、
本来エンターは改行の時だけでいいんだよね。
ッターンするのは、文字を打つのが下手な人なんだよね。

ついでに、
US配列のエンターは、JISエンターより1U分近いので、
ブラインドタッチに楽なのだが、
これも当然知られていない。
またUSの小指中段とその外のキーが、
;:と'"という合理的な配置になっていることを、
誰も言及していないあたり、
右小指のブラインドタッチなど、
普及率がほぼないのではないだろうか。


タッチタイピング→無刻印→キーマップカスタム、キーキャップおしゃれ、
という段階的なイメージがあるようだ。

そんなことしてたら、
この使いにくいqwertyのタッチタイピングをマスターするだけで、
7割が脱落してしまう。


我々配列民、自キ民は、
初手を「配列を変える」ことによって、
先にゴールを目指そうという、
難所回避戦略なのだ。

こういった戦略が知られていないのは、
ひとえに我々の情報発信不足だ。
反省してがんばりたい。



スレの最後のほうで、
ようやくGMKのキーキャップの値段の高さに気づいたようだ。
キーキャップだけでリアフォ買えるからねえ。

しかもGMKはSAプロファイルで、
これは手の大きい人の突き刺し系の打ち方には向いてるのだが、
僕みたいな撫で打ち派には使いにくくてしょうがない。

なのでGMKに負けない撫で打ち用のキーキャップを、
僕はつくりたいのだ。
posted by おおおかとしひこ at 18:27| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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