なんだかMac薙刀式が同時多発的に盛り上がりはじめたので、
こうなるといいなと思うことを先に書いておく。
1. 英数かなの代わりの、F+G、H+Jは残しておきたい
2. 縦書きと横書きは統一できるのでは?
1. 英数かなの代わりの、F+G、H+Jは残しておきたい
Windows版での、
F+GでIMEオフ、qwerty英字へ(英字配列にこだわりはない)
H+JでIMEオン、薙刀式へ
(ただしCtrl、Alt、Winを押しながらのときはqwerty)
という仕様は、
英数かなのないWindowsに、
英数かなを持ち込もうとしたものだ。
Windowsには英数かながない。
どうするかというと、
ESCの位置に全角半角キーがあり、
トグルでオンオフする(今どっちかわからない)
というきちがい仕様なのだ。
A横のCapslockで英数、
右下変換キーのさらに右のカタカナひらがなキーでかな、
というバージョンもあるが、
いずれにせよ、
Macの英数かなの合理性の足元にも及んでいない。
長年Macに慣れ親しんできた僕は、
簡単に、明示的に英数とかなを切り替えられるシステムにしたかった。
で、USキーボードでも出来るように、
と考えた末に、30キーの中で、
普段同時押しもロールオーバーもしない組み合わせを同時押しすればいいのでは?
と気づき、
FGとHJにバインドした次第。
Macだと英数かな使えばいいよね、
という割り切りもあるが、
Windowsと同じ操作性を統一する、
という点ではこれを残しておきたいんだよね。
少数派とは思うが、
MacBookのUS配列用でもある。
2. 縦書きと横書きは統一できるのでは?
手元にMacがなくて調べられないのだが、
Windowsの←→↑↓(画面を基準とした上下左右の絶対指定)
に対して、
Macは相対的に方向指定できるはず。
Ctrl+FB、PNがそれ。
(今の文字を基準として、前文字後文字、前行後行と、
相対指定。Windowsにはない)
カーソルの代わりにこれを使えば、
Windowsのように、
「縦書きと横書きでカーソルを変える」
の必要がなくなるのでは?
選択や候補選択にまでこれが効くのかがわからないので断言出来ないが、
いけるなら縦書き用とか横書き用とか気にしなくてよくなり、
統一できるのではと予想。
たとえばTY位置には、
縦書きでの←→が入っているが、
これは行移動と候補選択。
これがCtrl+NPにしてしまえば、
横書きのときに、↓↑にわざわざ変えなくてもよくなる、
ということ。
これはWindows版では出来ないことなので、
Mac版の優位点になると思われる。
まだみなさん薙刀式そのものに慣れる段階なんだろうけど、
最終的にはWindows版と並立するだろうから、
最終イメージを先に見ておいたかんじです。
かわせみ2版はアウトです。
カーソル移動だけでなく、カタカナ変換、ひらがな変換さえも間違っていますね。
(そもそもMacキーバインドでないATOKに合わせようと作っていることが良くなかった)
eswaiさんのQMK版とBenkeiは1.と2.の方式なので、Macユーザーはそちらをお勧めします。
もう正直自分でもどれがどれだっけ、と把握しきれてない感じがあります。
ATOK、MS-IME、かわせみで微妙にキーバインドが違うだろうことは、
予想に難くないですねえ。
ことえりのemacsバインドは実に合理的で好きなんですけど、
A横のctrlを使いまくるので小指殺しになってしまう…
「この版のショートカットは○○のキーバインド前提」と明示したほうがいいでしょうね。
一応編集モードに入ってるやつは、大体どんなIMEにもあるだろうやつに限っておいたんですよ。
どうやら、カーソル系は私なら一番使いそうな「再末尾」に使えるキーバインドが無いようです。
が、「command+左、command+下」の2段構えでできるので、Macは縦書き横書き全部いけそうです。
ページ移動は、「option+pageup(down)」かな。
あす再確認して、かわせみ版は公開できそうです。
あれ?JIS配列記号用の「shift+ろ」で出る横棒がWindowsとMacで違うユニコード文字に変換される問題が???
おつかれさまです。
>あれ?JIS配列記号用の「shift+ろ」で出る横棒がWindowsとMacで違うユニコード文字に変換される問題が???
そんな問題があるとは初耳。
アンダースコア(US配列ならマイナスのシフトにバインドされているもの)ですよね?
JISってバッスラッシュが円記号になるはずなのに、たまにバックスラッシュ出るのも謎。フォントによったりするのかなあ…
おや、そういえばカタナ式の時に疑問符にするといいんじゃないかと改造して、公式にもすることなく放置されている箇所ですね。
US版の記号配置ばかり使ってて何年も忘れてました。
アンダースコアにしといて下さい。
アンダースコアに直しました。(AHK版、かわせみ版)
正直、使い道がわからなかった編集モードは、縦書き・横書き自動対応になった「かわせみ版」で真価を見せてくれました。
Windowsで縦書き・横書きの検出はどうしてもやり方がわかりません。
AHK版はある変数を0から1に変えるだけで、横書き用になるようになっていますが。
縦書きでも横書きでも、同じキーを押せば同じ機能になるように、
色んなものを配置してたりするのです。
いつか横縦を統一的に扱えるだろうと期待しての仕込みです。
自動対応になるとその夢が叶うでしょうね。羨ましい。
WindowsはIMEとエディタが縦か横かをやり取りしてるんですかね。
デフォルトは横にしといて縦のフラグがあるときだけ例外処理をするみたいな感覚を受けます。
(たとえばワードの縦書きで、最後の行で←を押すと次のページが表示されるはずなのに違うページが表示されるバグがあり、これは10年以上放置されてますね。横書きでは一度も遭遇したことないけど)
そこだけAHKで組めないかと思って調べようとしたんですが、日本語縦書きのことを扱ってる人が少なく、調べ方も分からずでした…