https://blog.yushakobo.jp/entry/2021/02/28/193030
俺の最近の推しスイッチの話でも書こうかな。
僕の好みは、リニア、柔らかめ、スピード系だ。
撫で打ちがメインなので、どうしてもそうなる。
ロープロ系、
chocやOutemuのロープロもひと通り触ったけど、
現在のMX系の豊富さ、質の高さに比べると、
品質の競争されてなさが微妙。
もっといいスイッチが出たら、
ロープロ系も研究したいのだがね。
ということで最近のお気に入りランキング。
1. Gateron Ink Yellow
2. Durock Alpaca
3. Novelkeys Cream
4. Kailh Speed Silver
5. Gazzew Silent Stem
1. Gateron Ink Yellow
Ink系特有の直進性の高さと、
底打ちの硬めの抜け感(薄いから?)があり、
なおかつスピードスイッチという変わり種。
ついでにBOX軸なのでキーキャップとの接点がぐらつきにくい。
キーキャップとスイッチの組み合わせによっては、
ステムがハウジング内で擦れて抵抗になることがあるが、
BOX軸ならステムとハウジングしか接点がないのがよい。
また、ステムがPOMの自己潤滑性素材なので、
基本スルッと滑りが良いのがとても良い。
スピードスイッチのアクチュエーションの短さは、
ステムの形で決まる。
トラベリングまでの距離はボトムハウジングの形で決まる。
なので、
僕はこのステムをアルパカに入れて、
アルパカをスピードスイッチ化している。
2. Durock Alpaca
色々なパーツの合い関係か、
プラスファクトリールブのヌルヌル加減か、
とにかく直進性が高く、まっすぐに落下するのが気持ちいいスイッチ。
底打ちはナイロンの厚めで、
硬めの反発にくらべるとまろやかだ。
このハウジングにInk Yellowのスピードステムを入れて、
スピードスイッチ化したのが、
僕が今使ってる「イエパカ」だ。
(他に微妙なレシピが必要なので後日まとめたい)
3. Novelkeys Cream
すべてのパーツがPOMで、
ヌルヌルで柔らかめ。
完成度が高く、コツコツした感じの底打ちも楽しい。
すべてのスイッチの中で、もっとも柔らかい感触だと思う。
(サイレントのゴム感をのぞく)
これを静音改造したり、スピードスイッチ化したりして実験中。
4. Kailh Speed Silver
Kailh Proシリーズ(Burgandyなど)が再販されないので、
スピードスイッチでリニアは現行三種しかない。
Gateron Ink Yellow、
Cherry Speed Silver、
Kailh Speed Silverだ。
このうち後者二つはほとんど変わらない。
多少Cherryがぐらつかない程度の違い。
むしろぐらつきが柔らかさに寄与してるので、
僕はスピードスイッチの二番目の選択肢はKailhかな。
(Ink Yellowは高いんだよね)
5. Gazzew Silent Stem
スイッチではないが、最近注目のステムのみのパーツ。
清音軸というのは基本ステムの上下に小さなゴムパーツが付いているが、
大抵硬いゴムで、底打ちがグネッとなった硬い感覚がある。
(静音スイッチで一番いいGateron Ink Silent Blackだとしても、
グネッとしてる感じが好きじゃない)
このステムは大きめのゴムと、
たぶん柔らかめのゴムを使っていて、
柔らかい底打ちになるのが特徴。
これを採用したOutemuのピンクスイッチは、
別名ガムスイッチとも呼ばれ、
ガムのような粘っこい底打ちをイメージさせる。
そのステムだけのパーツがこれ。
今のところいろんなスイッチに入れて試しているが、
軽めのバネと相性が良いようだ。
Gateron Clearはデフォで35gなので、
これと組み合わせると軽くて柔らかい、
独特のスイッチになる。
(Alpaca SilentやGateron Clear Silentよりぜんぜん気持ちいい。
ルブはした方がいい)
単純にGateron Silent Redに入れても、
面白い感じになるよ。
僕は気になるスイッチを5個ずつくらい遊舎で買って、
組み合わせやバネ交換などを試しては使ってみて、
良さげなら大量購入する、
という感じのループを回している。
その中で、自分の好みが、
軽め、柔らかめ、短め(ラーメンか)
だと分かって来た。
もちろんアブラ(ルブ)はマシマシで。
同好の士は、参考にされたい。
2021年03月01日
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