TALPさんのツイートで見かけて、
https://www.antiquetypewriters.com/collection/
リンク先のアンティークタイプライターを見てたら、
興味深い配列があったので。
Stenophile – shorthand machine
Bivort Stenophile, 1904
とある。
ステノファイル配列、とでも言えばいいのだろうか。
説明がよく分からないのだが、
印字を見る限り、
PB、CK、TD、VF(説明のVTは誤りだろう)などを、
シフトで打ち分けるっぽい?
LRはそのためのキーだろうか?
左子音右母音なのが面白い。
二重母音も打ちやすそうで、Nは右手だし、
(左手のNが謎)
ローマ字に向きそうだ。
ていうか濁音シフトっぽくて、
カタナ式に近いと言えば近いんだな。
親指キーがふたつあり、
どっちかはスペースでどっちかは大文字のシフトか記号キーだろう。
なんだ、22%キーボードいけそうやんか。
誰かつくらんかな。
僕は英語タイピングに興味がないが、
人間の考えることは大体似ているのが面白い。
手は共通だし、口の構造も共通だろうから、
アウトプットは似てくるのだろう。
バベルの末裔にしては、シンクロニシティにも程がある。
僕は120年前の技術者と、今握手をしている感覚だ。
しかしあとの新聞広告を見る限り、
フランス語なのかしら。
印字が謎の言語になっているあたり、
特殊言語に翻案した速記機械のようなものだったのかも。
steno-の語幹は速記らしいし。
2021年03月04日
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