2021年03月08日

【自キ】タクタイルの使い道

僕はずっとリニア派だったけど、
左手マクロパッドは、オールタクタイルの方がいいと思った。


リニアは、「字を書いている」感覚だと思う。
素直にすっすっと書けて、
柔らかさで繋げていく、ペンの感じ。
だからタクタイルの良さは全然分からなかったし、
コリコリしてるのが気持ち悪かった。

しかしマクロパッドは違う。
ショートカットを確実に押しているリアクションが欲しくなった。
スイッチポチッ、の感じの方がいいみたい。

せっかく30gバネに交換したリニアをクビにして、
Hako Violetを中心に組む。
ホームキーの人差し指中指はHako Purpleにした。
(役割の重いショートカットのため)
親指は趣味でZilent。
つまり、キーの役割でタクタイルの感触違いになった。


おそらく、
連接前提で、秒数打し続けて繋げて字を書くことと、
精々数秒にワンショットだけ押す感覚との、
違いではないかと考える。

家の電気のスイッチがリニアなことを想像するとわかる。
滅多に押さないやつは、確実なリアクションが欲しくなると思う。

極論クリッキーでもいいのかも。
でもうるさいのはね…。


時々タクタイルの作例を見かけるが、
コーディングなどの記号の多いものなどは、
リニアよりもタクタイルの方がいいかもしれない。

僕が静電容量無接点に感じる、
微妙なタクタイルがいらないと思う感じは、
逆に必要としてる人はいるのかもなあ。


あと、想像すると、
ローマ字はタクタイルの方が気持ちいいかも。

ッターンが気持ちいいのと同様、
あの無駄な動きが働いた感の満足に繋がるなら、
リアクションがないと寂しいかもしれない。

僕はリニアでも底打ちがシャープなやつがあまり好きではないが、
そのカツンとした感じを好む人は、
ローマ字使用者かもなと想像する。
たとえば昨日触ったCornelusは、
明らかに「底打ちの硬さを楽しむ」ような設計になっていた。

僕はなるべく動きを少なくして、
底打ちなしで柔らかく軽くしたくて、
剣の達人のようにさらさらと進めたい。
合理的なカナ配列全般には、リニアが合うのかもだ。

なるべく軽く、柔らかい底打ちと、
なるべくハッキリとした底打ちは、
用途や頻度によって変わってくるんだなあ。
posted by おおおかとしひこ at 11:22| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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