2021年03月16日

【薙刀式】Ctrl+ZXCVがいまだにブラインドタッチできない

もう20年以上使ってる、毎日一回は使うだろうこのコマンド。
いまだにブラインドタッチできない。
みんな出来るのかね。

理由を考えるに、
「指と機能の感覚があってないから」
だと思うんだよな。


一番馴染めないのが、薬指Xのカット。

僕はものを切るときは薬指で切らない。
ハサミもカッターもノコギリも、
人差し指で切るような感覚で手を使う。
親指をナイフに当ててハムを切るような切り方は苦手。
切るなら人差し指でやりたい。

一番不器用な左薬指でものを切ったことはないし、
今後も切ることはないだろう。
僕が日本刀で人を切るときも、
薬指で切ることはないと思う。

だからXで切るのはものすごく違和感がある。

「X」と脳内で発音すれば、
なんとか左薬指が動く。
しかし僕は普段脳内発声をしない習慣なので、
この時だけ声を出すのが大変億劫だ。

CVも苦痛だ。
中指でコピーして、人差し指でペーストする感覚に馴染めない。
いつも逆じゃない?って思いながら混乱している。
コピーはまだ脳内発声でcopyを発音すればなんとかなっても、
ペーストは「ええっとcopyがここだから、その隣だな」
を考えないと打てない。

それをもう何年やってるというのだ。

アンドゥの小指は何故か納得している。
左下の角地は、なんだか特別感がある位置だからだ。
究極のZも覚えやすい。
小指に紐づいているというよりも、
Zに紐づいてる感じだな。


人差し指はリードして指し示すメインの指。
中指はその補助役。
薬指はようわからん。まとめて使うときしか使わない。
小指もようわからん。

僕の感覚はこんな感じなので、
ZXCVの機能の感覚と、指の感覚がまるで合わない。
これ、合ってる人いるんだろうか。


薙刀式の編集モードは、この感覚を指の感覚に近づけ、
この苦痛を取り除くことを実現した。

カット、コピー: 人差し指
ペースト: 中指
アンドゥ: 小指とはいえ右上隅の角地P(僕は薬指で取るけど)
リドゥ: アンドゥのペアで薬指

のように、自分の指の感覚と操作感を揃えたのだ。
ついでに左手にせず、利き手側で操作することにした。

ZXCVのような脳内発声を伴わず、
機能の感覚を指の感覚で起動する感じ。
指にハサミやノリがついてる感覚みたいなことかな。



こんな風に僕はショートカットを捉えているので、
色んなアプリのショーカットのバインドに、
いつもとても違和感がある。
脳内発声を伴う人ならば、
○キーだな、と手が伸びるのかな。
そのへんの感覚がよく分からない。

薙刀式の編集モードは、
そのような指の感覚と機能の感覚を一致させたつもりである。
重要で原始的な強いものは人差し指に、
その補助役は中指に、
その他は薬指と小指に振り分けた感じ。

重要でよく使うものが順に並んでいるわけではない。
この指はこの機能、みたいな直感に反しないようにしている。

純粋に頻度だけならアンドゥが1番多そうだけど、
頻度ではなく直感を優先した感じだ。


薙刀式のカナ並べも、
単純な頻度優先でない並べ方になっている。
(統計的頻度優先なら新下駄があるし、
それとは異なるアプローチをしてみたかった)

指にカナが貼り付いてる感覚、みたいなことかな。
カナ写植屋さんの指にそれぞれカナが貼り付いてて、
指で写植していくイメージ。



編集モードのショートカット系も、記号も、
そして通常のカナもそうしてみた。

人によっては感覚が異なるだろうから、
編集モードは特に動線とか連接とかそんなにないので、
個人で改造してもいい部分だと思っている。
posted by おおおかとしひこ at 20:08| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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