2021年03月28日

【薙刀式】ショートカットと脳内発声

僕はどうやら、
Ctrl+ZXCV…などのショートカットを入力するとき、
「ZXCV…」などと、脳内発声をしていることに気づいた。


「Ctrl」は脳内発声がないが、
WinとMacを行き来するときなどは、
CtrlとCommandが異なるため、
指差し確認的に脳内発声するっぽい。
一日のうちどっちか使わないならそこは脳内発声がないみたい。


ZXCV、AS、Y、FGH…
などのCtrlと組み合わせてよく使うものや、
特定のアプリ上でのショートカット、
たとえばBlenderでの、
SGR、E、Ctrl+B、Ctrl+M…(Ctrlは脳内発声してる)
Illustratorでの、
IVMA…
などは、
全て脳内でアルファベットを発声している。

qwertyローマ字がブラインドタッチできず、
長年サイトメソッドでやってきたことの記憶だろうか。
あるいはアルファベットは表意文字ではなく、
表音文字であることからだろうか。


ちなみにqwertyローマ字でも、
行段系ローマ字でも、僕は脳内発声がある。

考えるとき、読むとき、手書き、カナ配列を使っているときにはない。

フリック入力は行段系だが、
これは指の位置とスライドが一対一で1カナに対応しているため、
脳内発声がないようである。

さらにいうと、
薙刀式のショートカット、編集モードでは、
僕は脳内発声がない。
指と場所で機能を記憶しているようである。

また、qwertyローマ字では脳内発声があるのに、
qwerty英語では脳内発声がない。
ところが、
英語を読むときは脳内発声なしではキツイ。
母国語ではないからだろうか。


ありなしを○×表記で表にしてみると、

ショートカット ○
ローマ字    ○
英語を書く   ×
英語を読む   ○
日本語で考える ×
日本語を読む  ×
手書き     ×
カナ配列    ×
フリック    ×
編集モード   ×

のようである。

僕は音であるよりも、意味で言葉を扱っている。
だから掛け言葉やダジャレやリズムが苦手かも。
音に関する要素は、言葉からわりと抜け落ちている。
人の話も音そのもの(使用した言葉)よりも、
意味合いで記憶している。
つまり異なる言葉である可能性が高い。
「言った言ってない」で揉めるときはそういうときだよね。


僕にとって、
ローマ字とショートカットは、
音の発声が伴うので、
脳にとってたいへん負担があるわけだ。


これらは人によって異なることが予想される。
全部○の人もいるかも知れない。

その場合ショートカットだけがとくに面倒、
というわけではなさそうだ。



僕はショートカットを使いこなして、
バンバン作業をするってことをあまりしない。
脳を静かに保っておき、
考える方にリソースを割きたいのだろう。
ショートカットで脳内発声がないなら、
スムーズに手が動いていくかも知れない。

おそらくだけど、
ショートカットを何十個も使いこなして、
バンバン作業を進めていくタイプの人は、
脳内発声なく使っていけるんじゃないか?
僕の編集モードがそうだからだ。


苦手なものが脳内発声があり、
得意になると脳内発声が消えるのだろうか?

たしかにCtrl-Zだけは、
そこまで「Z」と言ってない気がする。
アンドゥという概念と、
左小指下段の位置に光る光のようなものが、
一対一対応している感覚はある。

慣れによって、脳内発声は消えるかも知れない。
(同じくらい使うSは、まだSって言ってるなあ。
Saveの頭文字を意識するからだよな)



各モードでの脳内発声のありなしによって、
そして自分の中のデフォルトによって、
それぞれの作業の相性が変わってくる可能性がある。

客観的効率よりも、
実は主観的に相性のいいものを見つけることの方が、
先決だったりして。
posted by おおおかとしひこ at 12:28| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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