僕はどうやら、
Ctrl+ZXCV…などのショートカットを入力するとき、
「ZXCV…」などと、脳内発声をしていることに気づいた。
「Ctrl」は脳内発声がないが、
WinとMacを行き来するときなどは、
CtrlとCommandが異なるため、
指差し確認的に脳内発声するっぽい。
一日のうちどっちか使わないならそこは脳内発声がないみたい。
ZXCV、AS、Y、FGH…
などのCtrlと組み合わせてよく使うものや、
特定のアプリ上でのショートカット、
たとえばBlenderでの、
SGR、E、Ctrl+B、Ctrl+M…(Ctrlは脳内発声してる)
Illustratorでの、
IVMA…
などは、
全て脳内でアルファベットを発声している。
qwertyローマ字がブラインドタッチできず、
長年サイトメソッドでやってきたことの記憶だろうか。
あるいはアルファベットは表意文字ではなく、
表音文字であることからだろうか。
ちなみにqwertyローマ字でも、
行段系ローマ字でも、僕は脳内発声がある。
考えるとき、読むとき、手書き、カナ配列を使っているときにはない。
フリック入力は行段系だが、
これは指の位置とスライドが一対一で1カナに対応しているため、
脳内発声がないようである。
さらにいうと、
薙刀式のショートカット、編集モードでは、
僕は脳内発声がない。
指と場所で機能を記憶しているようである。
また、qwertyローマ字では脳内発声があるのに、
qwerty英語では脳内発声がない。
ところが、
英語を読むときは脳内発声なしではキツイ。
母国語ではないからだろうか。
ありなしを○×表記で表にしてみると、
ショートカット ○
ローマ字 ○
英語を書く ×
英語を読む ○
日本語で考える ×
日本語を読む ×
手書き ×
カナ配列 ×
フリック ×
編集モード ×
のようである。
僕は音であるよりも、意味で言葉を扱っている。
だから掛け言葉やダジャレやリズムが苦手かも。
音に関する要素は、言葉からわりと抜け落ちている。
人の話も音そのもの(使用した言葉)よりも、
意味合いで記憶している。
つまり異なる言葉である可能性が高い。
「言った言ってない」で揉めるときはそういうときだよね。
僕にとって、
ローマ字とショートカットは、
音の発声が伴うので、
脳にとってたいへん負担があるわけだ。
これらは人によって異なることが予想される。
全部○の人もいるかも知れない。
その場合ショートカットだけがとくに面倒、
というわけではなさそうだ。
僕はショートカットを使いこなして、
バンバン作業をするってことをあまりしない。
脳を静かに保っておき、
考える方にリソースを割きたいのだろう。
ショートカットで脳内発声がないなら、
スムーズに手が動いていくかも知れない。
おそらくだけど、
ショートカットを何十個も使いこなして、
バンバン作業を進めていくタイプの人は、
脳内発声なく使っていけるんじゃないか?
僕の編集モードがそうだからだ。
苦手なものが脳内発声があり、
得意になると脳内発声が消えるのだろうか?
たしかにCtrl-Zだけは、
そこまで「Z」と言ってない気がする。
アンドゥという概念と、
左小指下段の位置に光る光のようなものが、
一対一対応している感覚はある。
慣れによって、脳内発声は消えるかも知れない。
(同じくらい使うSは、まだSって言ってるなあ。
Saveの頭文字を意識するからだよな)
各モードでの脳内発声のありなしによって、
そして自分の中のデフォルトによって、
それぞれの作業の相性が変わってくる可能性がある。
客観的効率よりも、
実は主観的に相性のいいものを見つけることの方が、
先決だったりして。
2021年03月28日
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