2021年03月29日

【薙刀式】Colomba42の試作機

ついにだいふくさんが触ったみたいで。
https://www.youtube.com/watch?v=hmys7HmI0jU
(音量小さめ注意)
90分生配信なので、つまみぐいで見た感想。


ボディの安定性がよさそう。
点じゃなくて線で固定するのは僕も以前やってたけど、
それに戻したくなってきた。
(今のゴム足は太めを使ってるが、ちょっと高いので、
平らめのゴムシートを貼り直そうかな)


親指がやや遠そうに思えた。
スイッチごと3Dに配置するのは、
スイッチの干渉を考えると、
どうしても親指島が遠くなるように思える。
メイン一個をV直下に斜めに置けばいいだけだと思うんだけど、
親指島をまとめようとするとどうしても遠くなるんだよね。

全体がお椀型に凹んでいるが、
思ったほど下がってないので、
コラムスタッガードも込みで、
撫で打ち気味の角度で当たるのかも知れない。


Colosseumもそうなんだけど、
遊舎で常設して欲しいなあ。
今初心者が増えてて簡単に手を出されて泣き入れられても困るが、
「こういう考え方もある」の啓蒙にはとてもいいと思うんだ。

「指や手が平面のボタンの並びを叩くようには出来ていない」
というのが3Dキーボードの根拠だけど、
「じゃあどんな立体のボタンの並びなら合理的な動線か」
についてはまだ確たる答えはなくて、
みんな仮説の段階なんだよね。
お椀型に対して僕は球型ベースのアプローチと真逆だから、
そのへんの違いも触りながら理解したいよなあ。


論理配列と物理配列は、微妙に関連していると思う。
これまでの新配列は伝統的左ロウスタッガードで開発されたが、
それが永遠にスタンダードではないと思う。
格子配列で開発された新配列があってもいいと僕は思う。

ていうか薙刀式は、ベースが左ロウスタッガードだが、
完成時には格子配列チューニングが施されてるかも知れない。
(たまに左ロウスタッガードで打つときは、
そこまで大量に打たないので気にならないけど。
そもそも左ロウスタッガードが嫌いなので、
もうメインに戻ることはないだろうが…)


カンブリア爆発のように新配列ができたときは、
左ロウスタッガード限定の話であった。

こうした新しい物理配列でも、
新配列は作られるのかな。
せっかく合理的な動線になるんだから、
論理的にも合理的な動線にしたいよね。
posted by おおおかとしひこ at 09:01| Comment(4) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Youtube軽く見てみましたが使いやすそうですね。

この傾斜がついているタイプのものはいくつかみたことがあるのですが、打鍵のしやすさや1万字レベルで打った時の疲れやすさはどう影響するのか気になります。
コントラバスで左手が重い腱鞘炎と包括膜炎になってからはあまり負担をかけずに、打鍵数は少なくかつ軽いタッチのキーを求めていますが、工夫してよくなる方法があればどんどん取り入れていきたいと思っています。
Posted by Yuichi Abe at 2021年03月29日 22:04
>Yuichi Abeさん

自作キーボードの設計者たちは基本エンジニアなので、
文筆活動一日一万字とかは考えてないと思うんですよね。
(これまで色んな人とイベントで話した感触レベルですが)

なのでお椀型の3Dも、
プログラミングなら行けるけど、
日本語をガッツリ書く負担には向いてないかも、
と僕は考えてたりします。
エンジニアも腱鞘炎までは行ってなくて、肩凝りレベルだったりするので、
そこまでエルゴノミクスに逼迫してないニュアンスはありますね。

実際のところは何日か使わないと分からないんだけど、
触り比べてからやってみたいし…
イベントが復活すればみんな嬉々として出品するだろうに…
Posted by おおおかとしひこ at 2021年03月29日 22:19
>自作キーボードの設計者たちは基本エンジニアなので、
>文筆活動一日一万字とかは考えてないと思うんですよね。

なるほど。。。
Kinesisのようなタイプも一時期気にはなっていたのですが、万文字単位の日本語の執筆と自分の手の相性などを考えるとどうなのかなあと思って躊躇しておりました。

karabiner等でソフトウェアレベルのレイヤーの改善はいくらでもできるのですが、ハードの面は自分でどうにかするしかないので、負担のかからないものをひたすら模索していくしかないのかなというところです。
Posted by Yuichi Abe at 2021年03月30日 00:29
>Yuichi Abeさん

最高のキーボードはなんぞ→HHKBがいいらしい
→買う→でも45gは疲れる→同じ静電容量で35gのNiZ買う
→それでも疲れる→25g以下は自作しかない
→軽い押下圧かつ東プレ以上のスイッチはあり得る?←いまここ

な感じで現在があります。
KinesisもTRONもμTRONも自キイベントで触ったのですが、
いずれもキーが重くて大量には向かないと感じました。
唯一マイクロソフトエルゴノミクスキーボードのパームレストはいいと思ったんだけど、キー荷重が重くてやはり断念。

どのキーボードの設計者も「一日一万字を二週間」みたいな作業を経験してない、と僕は踏みました。
なので自分でやるしかないか、というのが結論です。

文筆家は、長年使ってへたったパンタグラフあたりで、
実質疲れないのでは、などと想像しており。
Posted by おおおかとしひこ at 2021年03月30日 10:44
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