小説を書いてるときに必要な漢字変換の語彙と、
こうした文章を書いてる時の語彙が違うと思うんだよな…
手動で切り替えるのはいちいち面倒なので、
「そのファイルを立ち上げてるとき特有の記憶」
みたいなのがあるといいんだが…。
具体的には「まる」で困った。
小説を書いてるときは「丸」に変換したいし、
こうした文章の時は「●」に変換したい。
(薙刀式には○が入ってるので、
黒丸を書きたいときは「まる」で第一候補にした記録が残ってた)
じゃあ黒丸を辞書登録して、
丸を第一候補にすればいいのかも知れないが、
そうした使い分けを意識せずに、
「こういう文章書いてるんだから、
この漢字変換はこっちだよな?」
と辞書を振り分けてはくれぬか。
小説を書き進めるうちに「丸」になるようになったが、
10回に2回くらいの割合で「●」が出る。
おじいちゃんそれはもう終わったのよ、って泣きたくなる。
そろそろAIも賢くなってきたし、
そんくらいやってほしいものだが。
ほんとうは文章の内容で判断してほしいが、
そこで重くなるのも嫌なので、
今アクティブなファイルに基づいた辞書に、
自動的に切り替えてくれるといいんだがね。
それならマルチファイルの管理をするだけだから、
実装は難しくないと思うんだが…
こういうのはMSに投げればいいのかしら。
他のIMEでもあんまり聞いたことない機能だよね。
現代の人間は複数の仮面を使い分ける。
ブログで真面目なこと書いといて、
Twitterでアホアホ文章を書く人だっている。
そうしたデジタル人格に適した、
場面での漢字変換ってあると思うんだよな。
現在は異なるIMに違う辞書を持たせて、執筆系の時と普段使いの時で都度切り替えて使っています。
それぞれのIMのショートカットなどの挙動をなるべく同じにする設定が初めはやや面倒ですが、一応なんとか使えるレベルです。
本来なら内蔵辞書をオンオフできると一番ですね。
ああ、それは賢いけどめんどうそうですね…
薙刀式の固有名詞モードは、
作品ごとにファイルを分けて管理するイメージなので、
ほんとに欲しいやつは固有名詞でなくても登録してしまう手もあるなあ、
と考えてたところです。
辞書のオンオフはMS-IMEは出来たはずだけど、
学習なしと使い分けるだけだから、
いまいち用途も限られるかな。
iPhoneの推測変換も近々のやつしかないので、
もうちょっと覚えておいて欲しいのはありますね。
qwertyとかすぐ忘れやがるんだよな…
Macでひとつの原稿を書いている時は、クリップボードの内容を記憶してくれるツールである程度まかなえるのですが、別の原稿の急な修正が割り込んできたりするとややこしいことになるのでこれまた考えものです。
Macのデフォルトの日本語IMには追加辞書を自分で作って読み込ませる機能があるので、2時間ドラマや長編映画だともはやFixされている単語等はその辞書を作ってしまって、終わったら外す、のような運用も考えています。
Scrivenerというソフトは、仮想の人物名や地名を設定しておいて後で変更の必要が出てきた場合に便利に変えることができるのは良いのですが、日本語の縦書きができないので脚本などには使えないのが惜しいです。
私の環境は、ここ10年くらいの秘伝のタレ状態の辞書になってしまっているので思い切ってバッサリ整理するタイミングかもしれません。。。
ありえない組み合わせでの辞書登録は、
脳内発声を伴うので、僕は無理でした。
薙刀式の固有名詞モードですら、
指差し確認のように頭文字が脳内発声される。
頻度と手間を天秤にかけて登録を決める感じですね。
ライターの人は秘伝の辞書を持ってるというけど、
同じジャンルならいいんだけど、
違うジャンルを渡るタイプの人は都度変えてるんですかね。
バッティングを避けるために登録が複雑化するのは、
本末転倒感があって、
辞書は諦めた感じです。