散々3Dキーキャップを研究してきたけど、
今日たわむれにDSAを打ってみた。
撫で打ちだとキツいけど、突き刺し打ちなら案外いける。
それでも親指がキツかったので、
突き刺し系DSA+サドルプロファイル親指キーだと、
案外問題ない説。
スイッチテスターがちょうど5×4のMiniAxeサイズで、
これに色んなスイッチを刺してDSAキーキャップを被せてテスターがわりにしている。
これが2個埋まったので、
たわむれに分割キーボードみたいに打ってみた。
あれ、突き刺し系+DSA+60g系は悪くないぞ?
流石に親指は角が当たるので、
これだけサドルプロファイルを持ってきたら、
おや、エンドゲーム?
くらいの感触があった。
これで突き刺し系の人は、
中指の高さを下げたり、
コラムスタッガードにしていくのだろう。
小指の位置とかに無理があったしなあ。
薙刀式の「れ」(右手小指下段)が辛い問題は、
小指の位置が格子配列と合ってないだけ説だよな。
高級スイッチの60g系は、
撫で打ちには重いが、
突き刺し打ちには丁度いいかもしれない。
音さえ気にしなければ、
CreamかCobaltかAlpacaかTealioか、
Ink YellowかSpeed Silverあたりのリニアか、
タクタイルなら好みのやつで、
DSA+親指斜めキーで、
エンドゲームかも知れない。
ただし高めに手の位置を置く、パームレストが必要だね。
ていうか、親指キーを除けば、
今の自作キーボードの流れはそこに収束しかかってる嫌いがある。
(親指キーに関しては、US配列はスペースキー逆付けで、
エンドゲームだろうしなあ)
ただ長文を打つのに向くかはなんともだ。
なるべく力を使わない撫で打ちの方が、
長距離ランナー向けのような気がする。
パームレストもないに越したことはないし。
僕は誰もやってない領域でうねうねやってるのかも知れない。
木製の素材で感触は非常に好みではあるものの高さがまだ足りず迷走しております。
全部を高くすると肘がおかしな角度になるのでそれを避けつつちょうど良い塩梅のセッティングを探しているところです。
自分にあった環境構築もまた沼ですね、、、
パームレストは最初は凝ってたんですが、
机より手首が高くなるのが気持ち悪くてやめてしまいました。
肘にも影響があったと思われます。
厚みが5mm変わると全然違うし、角度ついてるやつは更に法則性がわからないので、いっそ無しで考えようとどこかで割り切りましたね。
あとサドルプロファイルは奥チルト気味に作ってあるので、
チルトにしてみるとまた感触が変わってくると思われます。
(親指の機構上難しいかも)
Claw44の物理配列を見てて思ったのですが、
薙親指を一番外に決めて、
4指のところはまるっと一列外にずらしてキーキャップをはめると、
気持ちいい場所になりそうな予感。やってみないと分からないけど。
人差し指伸ばしのさらに内側が大変ですが、
薙刀式を使う分にはいけるかも?
(親指内側三個は既成の下段キー逆づけなどで対応か)
親指部分の8つのキーは未だ迷走中ではありますが、薙刀式標準のキーキャップも組み合わせながら試行錯誤しています。
キースイッチ含めてかなり理想には近づいてきているのであと一歩というところです。
削ったりするためにサドルプロファイル一式ワンセットを追加で発注してみようかなと考えています。
親指を固定して4指の位置を決めるか、
4指の固定をして親指を決めるか、
毎度悩むところです。
これに手首の位置(と角度と高さ)と、
左右キーボードを離す距離とハノ字の角度とテント角とチルト角、
という変数が加わってくると思います。
色々やってるうちに収束する…はず…
削るのも一つの手ですが、
マステを畳んで貼り付けると、角度を簡易的に変えることも出来ますよ。
(それで角度を決めて削る手もなくもない)
今日ベストの角度だと思っても、明日は別のがいいと思ったりなど、
日々の調子でも変わったりするみたいです。
何日かかけて平均を取るしかないのかも。
2000の細かさまで仕上げましたが、これが想像していたよりかなり打ち心地が良くなり残りのキーもやろうと思います。
あとは親指側を高くして小指側を低くする山の傾斜をミリ単位で模索中です。
各キースイッチのスプリングの調整ももう少し追い込みたいところです。
ホームポジションの真ん中の列の上の列は1段階軽いスプリングにしてみようかなと考えています。
沼にどっぷり入ってからは、工具や具材がどんどん増えてきて使いやすいように整理するのが大変になってきましたが悩んだり苦労したりする分執筆環境が良くなるのが嬉しいです。
PA12GBの、ナイロン成分の柔らかさとガラス成分の清潔な手触りが、
なかなかいいと思うんですよね。
一度に磨くのは3〜5キーくらいが限界(集中力が)なので、
何日かにわけてやると幸せになれます。
そうそう、小さい工具箱にすると、
工具箱ごと増えていくので、これも悩ましいですね。
自キ勢は飾り棚まで自作(木工)するらしいなあ。
触り心地はかなり重要なパラメーターなのであるないでは大きな差だと気づきました。
工具箱は、家人にプレゼンをして大きいサイズのものを購入する権利を勝ち取りました。
さすがに自作とまではいかないので普通のカラーボックスを考えています。
触り心地は気分にかなり影響を与えると思います。
サドルプロファイルが完成したら、
ちょちょいとモデルを変更して、
円にスライスした木を貼り付けられないか、
本革を被せられないか、
いっそ象牙を貼り付けられないか
(東急ハンズでたまにワシントン条約クリアした素材売ってるので。
ひとかたまり数万くらいなので何とかなるレベル。問題は加工)、
などと妄想してます。
とりあえずガラス、天然石、美濃焼、木材(チーク、ローズウッド)、貝は試して、
どれも良かったなあ。全部遊舎工房さんで売ったけど。