を突然思い出した。
この本が出るまでは、英単語がアルファベット順に並んでいた。
それを、「試験に出る順」に並べたのが画期的な本であった。
つまりは、言葉は頻度順ってことさ。
残念ながら英語と違い、
「日本語でよく出る言葉100」なんてものはない。
スペースで区切った間を統計取ればいい英語と違い、
日本語は構文解析が難しい言語だからだ。
数文選択して再変換かけてみるといい。
漢字の読みすら元に戻らず、
めちゃくちゃな文に還元されてしまう。
どこかの機関で統計を取ってるかも知れないが、
配列の作者は、
カンでそれを決めているところがあるよね。
「打ちやすい指使いに、
順によく出る言葉を当てる」
という発想は、
試験に出る英単語由来だったのかも?
略称シケタンなんて、大学受験以来思い出したわ。
ところで、英語配列で、
theやthatがアルペジオでジャラッと打てる配列はないんだろうか?
そういう発想をする人がいてもおかしくないのだが、
英語配列はよく分からないので調べていない。
そもそも薙刀式は、
「ある」「ない」「する」を明確に核として設計を始めたが、
そのような「これをこの配列の基礎単語とする」
みたいな発想の配列って、
薙刀式以外にないのかな。
そういえば聞いたことがない…
飛鳥は「です」「ます」からスタートしたのかしら。
僕が飛鳥を知った時点で、
「飛鳥のホームページ」が既に見られなかったので、
どうやって出来たか知ることができないのが残念。
魚拓取ってる人いたら教えてください。
新下駄は明確にホームポジションから統計順と決めてやっているから、
とても理詰めの配列だ。新下駄作成記が残っているから、
詰め将棋のように作られたことがよく分かり、
後世の研究に役立つと思う。
新JISは、強い連接を持つカナ同士をまず2グループにわけ、
左右に配したことで左右交互の確率を上げたらしい。
親指シフトはよくわからん。いまだに適当に並べただけに見える。
核になるのは、句読点というんの小指薬指、漢語第二音が右手にある程度だと思える。
いずれにせよ、「よく出る言葉」ありきで決めた配列って、
意外にないのかも。
https://web.archive.org/web/20090429102833/http://shizuoka.cool.ne.jp/izubekkan/asuka.htm
より見る事ができます。
ありがとうございます!これを探してた!
このウェブアーカイブが通称魚拓です。誰かがコピーして残しててくれたんですねえ。
助詞の役割と膠着語の話、左から右への運指など、僕と結構似たことを考えてたことが確認できてとても興味深いです。
残念なのは一番下のリンクの開発記が、永遠に失われていること。
ここがほんとうは読みたかった…
それでも、その時点での考え方の精華がページにみっしり書いてあるので、
朧げながらも全貌が掴めてきました。
https://web.archive.org/web/20030817164423/http://www.izu.co.jp:80/~wizard/key/rayshiki.html
から読めると思います。もしページが見れないのであれば、ウェイバックマシンの[Go]の右側にある日付が書かれた左矢印を押すと、過去のアーカイブに移動します。
このページにあるurlから飛べる、「そのうち21世紀に作った、80個を見てみる」「56個目以降はこちら・・・・(^^;;」というページが文字化けしていますが、そこはご了承ください。
さらにありがとうございます。自動で保存されてたのか。
しかし初期の配列の姿が文字化けしてるとはなんという惜しさ…
たまにRayさんの話に出てきた「伊豆のホームページ」はこれのことだと思われます。これは凄い資料。
飛鳥理論の中核(飛鳥その打ちやすさの秘密の項)が、頭だけ執筆して途中で終わってるのも惜しいな…見出しから大体は想像できますが。
つくづく、これらを集大成しなかったRayさんは勿体ないことをしたなあ。
纏めておくことの重要性がわかる…