プロ用の映像編集ソフト、Adobe PremiereとAfter Effects
(以下PとAEと表記)を、
なるべく共通のキーバインドで扱うための左手キーボード、
PAE配列on Plette1202を実戦投入してみた。
作業効率が倍くらい上がった。
最も効率化が図れたのは、
ロータリーエンコーダー(ボリュームつまみ)による、
タイムラインの拡大/縮小だ。
キーボードショートカットだと、
PとAEは違うキーにバインドされている。
これが統一操作になるだけで、
快適さがまるで違う。
とくに僕はPでカット繋ぎ、
詳しいエフェクトはAEで、
のように使い分けているので、
しょっちゅう往復する。
そのたびにイライラしていたのが解消した。
また、ショートカットの位置の不合理も解消。
Pだと縮小が-、
拡大が;に当てられてる。
ペアの位置にない。
配列に詳しい人ならば、
これは「US配列で合理的な配置」だとわかるだろう。
;のシフトにいるのは+で、
US配列では-と+は右上に並んでいるので、
ここに縮小と拡大を当てるのは合理的だ。
ところがJP配列では右上と小指中段の、
対応してない位置へ放り込まれて、
非常に使いにくいのだ。
これをロータリーエンコーダーにぶち込んだので、
ただくるくる回すだけで拡大縮小になる。
もうこれだけで天国。
編集作業においては、
切ったり貼ったりするオペレーションよりも、
思う場所に移動する、させることの方が、
結構クリティカルだなと感じた。
特に画面の狭いノートPCでは、
タイムラインやプログラムモニタが狭くて、
一緒に並べると見づらい
(プロ作業ではツインモニタなので)から、
拡大縮小は、致命的だと思った。
あとAEで、
UやTでタブを開いたり閉じたりするの、
超便利。知らなかったのでこれは使える。
連接というかペアで打鍵する組み合わせもあることに気づいたので、
その運指が練られれば最強かも知れない。
とりあえず仕事のカット編集はサクサク終わり、
薙刀式動画最新版に取り掛かる。
予想の倍くらい作業が楽になったぞ。
次回は編集モードについて。おたのしみに。
音楽や動画などの「タイムライン」の概念があるソフトの操作にはグリグリがあるないではオペレーションの速度感が全く違うと思っています。
記事の通り、拡大縮小とタイムラインの移動はキーボードのショートカットはJIS配列だと合理的ではないので私はカスタムしてしまいましたが、グリグリの方が間違いなく楽だと想像しています。
PはまだしもAEはかなりクセのあるショートカットや同じキーの連打があるので私も慣れるまで苦労した記憶があります。
脳内打鍵よりはPalette1202などで直感的に操作できた方が遥かに快適だと思うので到着が今から楽しみです。
PとAEでマウスホイールの挙動が違うのが気になり始めてきました。
Pのように単純にタイムラインの左右スクロールでいいと思うんだけど、
AEのようにレイヤーを積むやつは上下に移動できた方がいいような気もする…
あとAEでプログラムモニタでホイールすると画面のズームになるのに今日気付きました。第二エンコーダの設定変えようかな…
Paletteのケースは積層痕が出やすいので、
気になるようなら#100で荒削り→#200〜#400で仕上げるときれいになります。