これはすごい。
英語の速記用キーボード、ステノグラフの自作化。
135wpmを叩き出している。こんだけ速かったら気持ちいいだろうな。
https://www.reddit.com/r/MechanicalKeyboards/comments/mgwrdx/135_wpm_on_the_uni_with_stenography/
ステノグラフの原理は、
英語の構造が、
子音連接または母音→子音連接または母音→…
→スペースまたは句読点
→繰り返し
の構造になっていることを利用している。
1ワードを音節数の数だけ同時押しして、
「子音連接+母音」を一度の同時押しで押し切る。
(英語の辞書では、よく音節を「・」で区切ってある)
英語の1ワードは大抵1母音〜3母音だから(複合語をのぞく)、
ざっくり平均2回同時押しあれば1ワードをこなせる。
これとスペースを同時押しすれば、
次々と現れる単語を消して行けるわけだ。
BSも豪快に単語ごと消去して、
単語頭の同時押しからやり直していることが分かる。
日本語はこうはいかない。
母音がカナの数だけあるし、
そもそも基本は5音や7音だ。
英語の平均2母音よりも音節構造が複雑だ。
膠着語としての語尾変化などで語の区切りすら難しく、
スペースで区切る構造という英語の簡単な構造が、
つくづく羨ましくなる。
漢字変換以降の作業がないのも速記しやすいよなあ。
ところで、ステノグラフは速記用だから、
コピー打鍵に特化してるのだろうか?
創作文を書くのには向かないのか?
見たことないからわからない。
(日本でも、速記で小説書く人とかいるのかな)
また、音節を強く意識するから、
脳内発声ありの人用なのだろうか?
脳内発声なしの人は使いづらいのか?
気になるところだらけだ。
2021年04月06日
この記事へのコメント
コメントを書く