さらに前記事の続き。
一幕からやるから詰まる。
二幕からやるトレーニングを積むべき。
じゃあ、三幕からやるって手はある?
あると思うよ。
クライマックスのバトルから発想するのか、
ラストシーンから発想するのか、
テーマが確定して絵に収まった瞬間から発想するのか、
だろう。
でもこれって、
大して考える量が多くないんだよね。
だからすぐ出来ちゃうとも言える。
そもそもテーマに関わるところは、
その前振りとペアになるから、
ここだけ考えても、うわーってなるほどのものにはならない。
あくまで一幕ありきの三幕だろうね。
三幕からやる方法もなくもない。
しかしその場合ほとんど前振りの一幕を、
思い付かなければならない。
となると、やっぱ二幕が疎かになるのさ。
こうしたことを、
習作で経験しておくのだよ。
三つのショートストーリーの脚本を書こう。
ただし、
一本目は一幕から作り始め、
二本目は二幕から作り始め、
三本目は三幕から作り始めなさい。
どれがとっつきやすかった?
どれが苦しかった?
どれは最後まで書けなかった?
そして、どれが一番名作になった?
作り方を変えることは、
自分に何が向いてるか探ることである。
やったことないならやっておくことだ。
2021年04月15日
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