2021年04月12日

【薙刀式】改良するほどに新しい問題が出てくる

(改良前)
気になってるこれとこれを解消するぞ
それさえなくなれば天国だ!

(改良後)
それは解消されたが新しい問題が発生している
ここを改良しなければ天国ではない

ループ


機能キーとカナの配置さえなんとかすれば、
なんとかなると思ってた。(薙刀式の論理配置)

指が速く動き、無駄のない動線を描けば、
なんとかなると思ってた。(タイプウェルと論理配置)

ショートカットや記号を、動線を考えて配置すれば、
なんとかなると思ってた。(編集モード)

軽いキースイッチにすれば、
なんとかなると思ってた。(物理スイッチの改造)

左右対称で分割にすれば、
なんとかなると思ってた。(MiniAxeへの移行)

キーキャップを3D曲面にして、
指に沿わせれば、
なんとかなると思ってた。(3Dキーキャップの開発)


たしかに当初の問題は(ほぼ)全て解消した。
しかし新たな問題が出てきている。

今の問題は、
労力が少なくなって速くなったがゆえに、
一日で沢山の文字数を書けるがゆえに、
「疲れる」という問題だ。

qwertyローマ字で一日5000字なんて書けなかったから、
そこまでの疲労しか知らない。
ところが、
今や適当な文章なら一日一万字くらいは苦ではなくなってしまった。

それがゆえに、
肉体の疲労が半端ないのだ。

効率の悪い入力のほうが、
早々に体が悲鳴をあげるので、
今ほど肉体が疲れてなかったと思う。
あるいは、タイパーは一日一万打鍵打ち込むらしいが、
「鍛える」が前提にある。

僕は大して鍛えず、
「素のまま一日一万字」の領域にきたため、
打鍵耐性?を持たないまま、
まともに疲労してしまっているようだ。

疲れ知らずで高速で書けるがゆえに、
肉体限界を知らず知らず突破してしまいがちなのだ。


腱鞘炎をやってからは、
色んなストレッチを試してきたが、
まだこれさえやっときゃ安心、にはたどり着いていない。

毎度毎度、疲れるところが変わるように、
色んな変数をいじっては試しているからだ。

なるべく疲労が分散するように、
キーボードや配列を調整したとして、
ストレッチで取りきれないほど、
各所に負荷が分散してしまっているのが現状だと思う。

強い限定された箇所に疲労が行くようにした方が、
弱くてたくさんの箇所に疲労がたまり、
取りにくいようになってしまうよりいいのでは?
などと今は考えているが、
どうだろう。


僕の肉体と現状の物理と論理では、
一日一万字あたりが健康維持での限界のようだ。
しかしそれはコピー打鍵なら三時間かからずに到達してしまう。

このペースなら西尾維新の一日二万字もわかる。
肉体を鍛えれば、到達できるイメージは出来た。

どういう運動でどこが疲労するのか、
なかなか分かりづらい。
「Kをこういう風に打てばこことここが疲労する」
みたいな分かりやすい関係性がないから、
手探りでやって行くしかない。


改良しはじめた当初には、
思いもしなかった問題が、
問題をはぎ取るたびに下から現れる。

これが0になるのがエンドゲーム?
それとも問題の玉ねぎはずっと続くのかしら。
posted by おおおかとしひこ at 09:24| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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