2021年04月20日

【薙刀式】この素早い手捌きは、何時間持つのだろう

自作キーボード界の雄、サリチル酸さんの打鍵動画。
https://mobile.twitter.com/Salicylic_acid3/status/1384175814120337412
スイッチテストやその他のテスト代わりにちょいちょい上げてくれている。
僕より手が大きく(身長も10センチ近く向こうが高い記憶)、
撫で打ちで、qwertyローマ字。

かなりの実戦で鍛えた派なのだろうと推測。
でも人間の手って、このペースのままずっと動かないと僕は思うのだ。


あくまでもサラサラサラって書けている時のペースだと思う。
この指の動きのまま、
たとえば20分、1時間、4時間行けるかというと、
絶対違うと思う。

実際は間欠的に、
サラサラサラと書けるところと、
全然進まないところがあると思う。

この早い運動状態、
脳は置いといて、
手は何分持つのだろうか。


勿論人によっても異なるとは思うけど、
無呼吸走のように、
もって数分じゃないかなあ。
10分間このペースを保ったら、
小一時間は休みたくなるのではないか。

qwertyローマ字ではやく書くことは、
不可能ではないが、
指への負担はかなりあると思う。


薙刀式ならアクション数で57%に速度を落とせる。
(アクション効率0.97/1.7)
打鍵数でも76%に落とせる。
(打鍵効率1.3/1.7)

それなら、もっと長いこと手を動かし続けられるのではないだろうか。

僕のいう長距離走はもっと長い、
数日や数ヶ月単位のことを想定してるんだけど、
10分や一時間単位で考えても、
この手の動きはハイペースすぎると思った。

「一文字打つのに二打は無駄である」というカナ派の批判に、
「殆ど同時押ししてるよ」とローマ字派は反論するが、
だからといって、使うエネルギーは二倍なわけで。
しかもこれだけ素早く指を動かすのは、
時間当たりの仕事量(ワット)は、
かなりのものになると思う。


ゆっくりなら出来ることでも、
素早い運動は疲労が激しいものだ。

qwertyローマ字を、車や自転車のギアにたとえた人がいる。
ものすごく足を回転しても、思ったより進んでない感じだと。
見かけの回転数は実質よりも遥かに大きく、
そこに僕は無駄を見るし、
すぐ疲れて文章が止まってしまうイメージをしてしまう。

ローマ字はゆっくり手を動かすと、
ほんとにゆっくりしか書けない。

「ゆっくりの手で早く書ける配列」が、
理想と思われる。
要求する言葉に対して手を早く動かすことを要求するのは、
やっぱ変だと思う。
posted by おおおかとしひこ at 11:23| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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