フルPOM素材の先駆、Cream SwitchのBox版が、
遊舎で手に入るようになったのでゲットした。
この直進性は、僕の触った中でトップクラス。
DurockのアルパカやL1(開けてないやつ)ですら、
これに比べたらブレブレに思えるほど、
微動だにブレないスイッチ。
ステムが特殊な形をしている。
Boxタイプはキーキャップのステムを包み込むので、
キーキャップの材質を問わず、
スイッチ側だけの摩擦特性になるのが強みだ。
つまり安定する。
(普通のステムだと、キーキャップによっては引っかかったり、
摩擦があってガサガサ感になる。
スイッチ単体だと感じなかったものを感じるときは、
たいていそう)
それを自己潤滑性のあるPOMで滑らそうということだろう。
ステム形状、ハウジングの中身は、
Cherry系とは違うKailhのBox系で、
東西のレールはトップハウジングについてるし、
南北の接触は線になるようになっている。
そしてステム穴が小さいっぽい。
摩擦はより少ないような印象。
ルブは、ステム穴とその他接触部に205をやってみた。
なかなか良好。
45gと元のクリームより軽く、
いわゆる赤軸系を使うならこちらの方が断然いいと思った。
これから僕好みに一回チューニングしてみたい。
POM系はフッ素系のサラサラなルブの方がいいという説を、
TALPさんが言ってたので、そのルブ材を調べなければ…
ルブとスプリングの軽さや静音化は数パターンのレシピを試してみようと思います。
Tribosys 3203がいいらしいとTwitterで見ました。
205 0でのPOM系のルブは、
滑らかにはなるけど変に重くなる気がするんですよね。
今クルマ用のフッ素系潤滑剤を調べています…