というのが自キ界隈でだいぶ煮詰められている気がする。
今のところの解は以下のような。
・重めの重量で安定させる
・ケースの中に詰め物をして反響を防ぐ
・ケースは振動しない重めの素材を使う
・マウント方式はガスケットが柔らかくしかもしっかりする
・スイッチはブレないもの
・リニアなら60g前後
・ルブして滑らかに、スイッチフィルムでブレを少なく
・ホットスワップよりしっかり半田付け
など、ベースに関しては知見がたまっているものの、
キーキャップに関するものはあまりない。
キーキャップだけは市販のものをそのまま使うからだろう。
GMKのSAが最高級とされるが、
それのどこが、ということはあまり研究されていない気がする。
僕は美濃焼ーキャップの経験から、
「重いキーキャップだと打鍵感が高級になる」
ことを発見した。
チェリーやOEMのキーキャップを使っていた時、
厚めのOEMがちょっといい感じで、
厚いから音が低めになるからか、
などと考えていたが、
美濃焼で、「重さ」のファクターがあるなと感じた。
なのでサドルプロファイルは、
厚めに、重めにつくっている。
ナイロン素材に加えて重いガラスビーズが入った、
PA12GBを使っているので、
しっとりした打鍵感に仕上がったと思っている。
これは、僕が軽めのバネを好むが故だ。
バネ交換して軽くすると、
ステムのブレがすごく気になるんだよね。
重いバネよりもブレて感じる。
重いキーキャップはこれをキャンセルする感じになることを、
僕は経験的にわかっていた。
最近、リニアバネから、
スロースプリングを好んで使うようになった。
(DurockL1の、55gの端+1巻半くらいで切ると、
僕の好みの感じになる)
スロースプリングは最初は重たくて、
あとで軽くなる感覚のものだ。
「最初は重い」のファクターが、
重たいキーキャップの感じと似ている。
で、軽めのキーキャップにしたら、
高級な打鍵感を担保したまま、
打鍵感が軽快になった感じ。
質量、バネ特性などで、
こんなに打鍵感覚が変わるというのが、
完全に物理だよね。
リニアバネ30g+重たいキーキャップ、
スロースプリング55gをちょっと切る+軽いキーキャップ、
が大体似た感じになるね。
アルミボディからエアコンパテまで、
最近の自キはケースの進捗著しいが、
まだキーキャップの研究まで来てないね。
なので得た知見をまとめてみた。
スロースプリングいいぞ。
最近のDurock、Gateronの新作(CAPS、ロビンなど)は、
スロースプリング対応だ。
2021年04月27日
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