2021年04月30日

【自キ】POM素材のKrytox 105ルブのテスト

Box Creamを105でルブしたら結構良かったので、
手持ちのPOM系スイッチを105ルブして、
205 0との比較をしてみた。


結論から言うと、
205 0ルブはPOM素材のルブにはあまり向いてない。

抵抗が増す感じがある。
いつものヌルヌル感は得られるが、
何もしてないものより抵抗が増した感がある。
つまり、普通の素材より、
そもそもPOMは滑りがいいということだろう。

で、105によるルブだけど、
スイッチによって効果にばらつきがあった。

体感で滑りが良くなったのを%で示すと、

NovelKeys Box Cream: 130%
NovelKeys Cream: 105%
Durock Alpaca: 120%
Durock Cobalt: 120%
Durock L1: 130%(ステムのみPOM)

くらいの感じ。
ぐらつきが、
Cream>Alpaca≒Cobalt>Box Cream
なので、
ステムとボディがタイトなものほど、
105の効果が比例して上がるのではないかと推測。

205 0は粘度が高いので、
ルブるときに厚みが盛りやすく、
そのせいでニチャっとしてしまい、
抵抗が増す事故もあると思う。

粘土の低いサラサラの105だと、
塗布しても厚みがなく、
単純に接触部分にうまく効くのではないかと想像する。

あと意外とL1が良くなってびっくりだな。
205 0でルブするよりも良い。
Durock社のファクトリールブのヌルヌル(205よりサラサラ)
の上から塗ったけど、相性がいいのかもしれない。


とくに音の変化が大きかったのが、
CobaltとL1。
Cobaltは高く安くなり、
L1は低く高級になった感。
僕は音に関してはあまり興味がないが、
こだわる方は注意されたい。

あれ?意外と105ルブ、研究されてなくね?
posted by おおおかとしひこ at 22:25| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。