2021年05月11日

【薙刀式】179カナ/分は速いのか

最新動画で、リラックスして適当に打った割には、
そこそこ速かったこのペース。
https://youtu.be/8NS_D4w0vNI
BSの修正ありで、これはどれくらいのランクなのだろう。


色々調べると、
WPMという単位が、word per minuteのはずなのに、
character per minuteの意味で使われてて混乱する。
英語だとスペースで区切られた単位がwordだが、
日本語実用文では、
活用語尾や助動詞や助詞、句読点や記号を一単語として数えるのかどうか、
よくわからんよね。

だからCPM、またはKPM(key per minute)が、
測定単位として正しいと思うのだが、
色んな人たちが単位がバラバラなところで、
勝手に議論している、ということが調べてみてわかった。
WPMが1ワード5文字換算で使われてるところもあるらしい。
なんという杜撰。

こりゃタイプウェルとか、e-typingとか、
基準になるなにかで話をしないと混乱の元になるわな。

そしてローマ字基準だから、
1.7をかけるべきなのかどうかも悩む。
ローマ字換算だと、
179 CPM、304 KPM
ということになるね。
初見文でこれ速いんかなあ。該当する基準表が見つからず。


動画の書かれている文字だけを見ると、
もっと速いのが理想だけど、
手の方を見ると、快適に打てる限界近く動いている気がする。

人差し指や中指を主に使う薙刀式では、
強い指の限界で天井に当たる。

なるほど、薬指や小指を鍛えて、
それらをも活用するタイパーやピアニストの戦略は、
この天井を突破するための方法論か。
目的(速くなること)に対する手段としての、
薬指小指か。

僕の目的は「どんな手段をとってもいいから速くなりたい」ではなく、
「自分のスペックを上げることなく、
長文を楽に速く打ちたい、その結果速くなるに越したことはない」
なので、
薬指小指を鍛えるモチベーションはない。

ということで、このあたりが天井なのかな。


練度も数年使って安定してしまってるから、
ここから劇的に速くなることはなく、
成長曲線は鈍化しているだろう。
タイプウェル的には、タイパー入門のXタイパーの一歩手前、
SSで辞めたままだ。

「専門に鍛えたタイパーというほどではないが、
手慣れた普通の人として結果的に速い」
が目標ではあったから、
その目標は無事に達成したと思っていいだろう。

実際、速いときは1978文字(変換後)/10分、
普通でも1200くらいで書いてるわけなので、
もはや思考が蒸発するほど困るほどではない。


でも目標値としては2500くらいは行きたいんだよね。
それくらいなら、ガーッと書きたいときに、
手が困ることがないと思うので。

で、毎パソの去年のチャンピオンが5分1265字(変換後)らしいので、
ううむ、毎パソチャンピオンレベルを俺は欲しているのか、
とちょっと絶望的になった。

よく考えると、
最新の動画では8分ほど延々とやってるから、
これ10分やれば耐久になって面白かったな、
と思いました。
これほど長い間のCPM測定ってやってんのかな。



ちなみに今は論理配列ではなく、
物理配列(3D)とキースイッチの物理改造で、
打鍵を楽にしようと企んでいる。
その効果で2500行くかなあ。どうだろう。

とりあえずもうちょっと3Dキーキャップを弄りたいかな。まだ不満…
posted by おおおかとしひこ at 11:06| Comment(4) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
WPMが間違って伝わった原因は、たぶんイータイピングでしょうね。

WPM・EPMってなに? - ヘルプ - イータイピング
https://www.e-typing.ne.jp/help/013.asp

意味からすると間違いだけど、みんながKPMと同じ意味で使うようになったので定着してしまった感があります。

「WPMが1ワード5文字換算」については日本語では使いませんが、英語だと共通のルールとして使われていて、英文タイピングサイトはたいていKPM÷5=WPMとして使用されます。

最初のほうに5文字換算について記載があります。
Words per minute - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Words_per_minute
手書きやステノタイプについても項目があるので興味があると思いますよ。

タイピングサイトのFAQ
https://10fastfingers.com/faq#words-per-minute
https://www.keyhero.com/news6/

もちろん、出題されるワードの難易度によってスコアは変わってくるので、「どのタイピングサイトで」計測したWPMなのかも合わせて記載しないとわからないのは共通しています。
Posted by パソ活 at 2021年05月11日 17:21
>パソ活さん

詳しい情報をありがとうございます。
うーむ、もともと英語がそうなのか。文字通りのwordだと、一単語あたりの文字数が違うから公平な基準じゃない、みたいなことでしょうかね。

基準が恣意的なので、絶対値のCPM、KPMで測るのが合理的なのでしょうが、
すでに普及してる基準を変えるのはインチ法とかと同じなんですかね。

で、ややこしいので、いつも最終形の○○○文字(変換後)/10分表記でここでは統一してるんですが、
漢字変換をしないタイピング速度の単位で今回初めて計測したので、
基準を自分で決めないとですね…
Posted by おおおかとしひこ at 2021年05月11日 18:42
>一単語あたりの文字数が違うから公平な基準じゃない、みたいなことでしょうかね。
→タイピングだと「発音しない文字の有無」とか「文字数長いけど発音は短い」とかの要素で大きくブレそうだから、そりゃあ打鍵数を基準にしたほうが公平なんだろうなと感じます。

逆にしゃべる場合はワード単位でもそこそこ公平になりやすいので、本当のWords per minuteで計測しても良くなってるんじゃないでしょうか。

先ほどのWikipediaで「5 Reading and comprehension」を見ると、スピーチの場合、英語のWPMは228±30で、どの言語も1分1000文字(たぶんスペースをカウントしてないから、タイピングの打鍵数に換算したらもう少し文字数は増える)になる傾向があるようなので、係数を簡単な数値にするとしたら5が妥当でしょうね。

この結果であれば、「タイピングの500KPMは、スピーチの100WPMに相当する」という目安にできるんじゃないでしょうか。
Posted by パソ活 at 2021年05月11日 19:53
>パソ活さん

スピーチだと、
英語では文字長よりも音節長で速度が決まりそうですね。

日本語だと漢字一文字あたりの音節数が違うし、
1モーラを1単位速度で読むわけではない(有声音と無声音で速度が異なる。たとえば「高々」だと最初の「た」が有声音で長く、あと3つは無声音で短い。でもゆっくり読むとすべて有声音で同じ速度に)しで、
なかなか速度の定義が難しそうです。

測定単位はそれぞれの言語にあった測定方法であるべきで、
WPMという言葉を安易に輸入したe-typingの罪は重そう。
日本語だと「400字詰原稿用紙換算○枚」という明確な経験値がある
(ブレは大数の法則で大体吸収)のに、
それを採用しなかったのは、担当者が日本語に明るくなかったからですかねえ。

今英語のwikiを読み込んでますが、
たとえば「'」はUSキーボードだと単打で1キーストローク、
JISだとシフト+7で2ストロークになることに気づき、
これはさらに厄介な問題が潜んでるぞ、などと思っている途中。
Posted by おおおかとしひこ at 2021年05月11日 20:31
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