https://mobile.twitter.com/m_amsw/status/1391365712434798594
日本だと、
「円形ドーリー(によるグループショット)」
というかな。使う機材が特殊だからね。
一周するとライトやスタッフを置けないので、
ドーリー半周、グループをターンテーブルに乗せて半周して誤魔化す手もある。
そもそも邦画には、
伝統的なグループショットがあり、
それが「横一列で歩いてくる」(Gメン)だ。
特撮ヒーローもの、多くの時代劇で見ることができる。
(戦隊モノなら後ろで爆発だ)
ただ、こちらに向かって歩いてくると、
カメラに近くなるほどZ方向の角度が変わりすぎるため、
非常に遠くを歩かせて望遠で狙うことが、
よく行われる。
黒澤はこのショットが好きで、
あらゆるものを望遠レンズで撮りたがったそうだ。
黒澤の絵は絵画的だとよく言われるが、
それはZ軸によるパース変化をキャンセルした、
望遠レンズによる圧縮効果を多用したアングルによるところが大きい。
立体的じゃなくて平面レイヤー的なんだよね。
一方イケメン回転寿司は、
立体の極みだ。
彫刻的でもある。
人間、集団を捉える時、
平面的に捉えるか?立体的に捉えるか?
平面的なのは、
「人間は均一である」という前提に基づいていて、
その差異を論じているような気がする。
立体的なのは、
「人間はもともと異る」という前提に基づいていて、
その同一性を論じる時に使うような気がする。
だからアベンジャーズのような、
「出自は異なるが、いま一つの目的のために大同団結する」
表現に相応しい。
一方平面的なのは、
「全員が一丸となって進むが、
それぞれのファッションや立ちポーズや得物が違うんだよね」
というときに使うような気がする。
こっちの方が日本人好みなのは間違いない。
中間の表現が、
手持ちカメラかステディで、
こっちに向かって歩いてくるグループを引っ張り(カメラが後ろへ動く)で、
捉えるショット。
PVとかでよく使われる。
メンバーの各ソロパートがあったりしてね。
表現とは、
その深層にある心理すら浮き彫りにする。
優れた監督なら、文脈を読み込んで使い分けるだろう。
あなたのシナリオは、どちらも的確に使い分けるべきだ。
2021年05月11日
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