これがあれば静音ステムをつくれる!
道具を作る道具のことを治具というそう。
作ったというほど大した手間ではない。
爪楊枝をカッターで削り出すだけ。
先をちょっと落として、前後を平らに削るのみ。
精密マイナスドライバーみたいな、
小さい耳かきみたいな、
平らなヘラをつくる。
Box Creamのステムの肩
(戻った時トップハウジングの天面に当たるところ)
がめちゃくちゃ狭いので、
ここに塗るための道具だ。
靴ピタ(コニシボンドの、シリル化ウレタン樹脂接着剤)を、
この耳かきみたいなのですくって、
この小さい面積に塗布する。
一回すくって塗布すれば大体この面積は尽くす。
横にはみ出ると摩擦の原因になるので、
指で拭うおまじないはかけておく。
何を塗布するかだけど、
タイルの目地材(シリコンゴム)だと、
扱いは楽だけど静音化がいまいち(おそらく硬くてコトコト音が残る)、
革靴補修用接着剤(シリル化ウレタン樹脂。商品名靴ピタ)
だと、
扱いがねばねばして難しいが、
安定して消音してくれる。
木工ボンドはPOM素材に対して定着が悪かった。
この治具さえあれば、
ステム側に塗れるため、
ハウジング側に塗る必要がない。
ハウジングに塗ると側面にどうしても付着して、
ガサガサ感の原因になるので、
ステム側に塗るのがオススメ。
さて、ここまで開発したので、
同じことをAqua Kingにもテストしなければ。
3Dキーキャップのせいで側面こすれが多いため、
Aqua KingよりBox Creamの方がいい気がする。
テスターだと差は感じないが、
実際にキーボードにつけたら差が出る感じがあります。
DSAだと差は感じなくて、
キーキャップとの相性があるっぽい。
2021年05月12日
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