2021年05月21日

こんなんでいいから見たかった、ベルセルク最終回

打ち切りエンドの形でいいから見たかったので、
書いてみた。こんなんでいいんだよ最終回。


王の間で佇むグリフィス。
広間には誰もいなく、
なぜか黄金の甲冑をつけている。

背後の気配にゆっくりと振り返る。
ぞっとするような笑みを見せるグリフィス。
「待っていた。この瞬間こそを、待っていた」

その先には、血まみれのガッツが立っている。
肩に担いだ肉塊を床に落とす。
それは新生鷹の団の幹部の首。
そしてゴッドハンドたちの首。

ガッツの傍には女戦士に戻ったキャスカ。
戦士として成長したイシドロ、シールケ、ファルネーゼ。
その背後にゾッド、髑髏の騎士も。
そしてガッツの首の烙印からは、
もう血が出ていない。

グリフィスは剣を抜く。
「お前こそ、俺の王国」

ガッツはドラゴン殺しを構え、
狂戦士の甲冑の兜をかぶる。
「あと、ひともがき」

剣を打ち合わせる二人。
「三浦先生の次回作にご期待ください!」
ベルセルク完。



こんなんでいいからさ、
とにかく終わらせて欲しかった。

黄金時代から続いた二人の因縁は、
結びを迎えて欲しかった。
二人は剣を交えていた頃が一番幸せだったのだから、
それを存分にやらせることで円環が閉じられるはずだった。

バッドエンドにするならば、
相打ちで二人の首が同時に飛ぶところで終わっても良かった。

あの蝕の日の、決着をつけなければならなかった。


力石とジョーが戦わなかったあしたのジョー、
剣崎と竜児が戦わなかったリンかけ、
ケンシロウとラオウが戦わなかった北斗の拳だ。
(一歩と宮田もか?)

なんでもいいから、戦って欲しかったなあ…



ちなみに単行本未収録の挿話を見つけたので貼っておく。
そういえばこの話の記憶はあるが、
単行本未収録だったんだ。

ベルセルク第83話『深淵の神A』(単行本未収録)
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm2578933

これを欠番とすることで、
謎を先延ばしにできることはわかる。戦略的欠番だろう。

つくづく勿体ない。
絶筆の最終巻に収録されることを望む。
posted by おおおかとしひこ at 01:45| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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