2021年05月26日

【自キ】キースイッチのスペック優先順位

色んなキースイッチマニアと化してしまった。
万年筆のペン先の粘りのマニアと同じ領域だ。

色々使ってみて、自分の好みがわかってきたので整理してみる。


僕の優先順位は、以下のようである。

1. リニア
2. 軽いスロースプリング
3. スピードスイッチ
4. 滑らかさ
5. 直進性
6. ビジュアル、音

人によっては音やビジュアルのかわいさ、渋さが優先だったり、
滑らかさや直進性を第一にする人もいるかも知れない。
しかし僕にとって大事なのは、
軽くかつスロースプリングであることと、
スピードスイッチであることらしい。


1. リニア

タクタイル派閥が最近とても増えてきて、
楽しそうではあるのだが、
僕はタクタイルは性に合わない。
撫で打ちでサラサラとやりたいからだろう。
タイプというよりも書く感じに近づけたいので、
その時点でタクタイルには意味がない。
クリッキーは論外。


2. 軽いスロースプリング

軽いバネが大事だ。
HHKBの45gが重いと感じる。
いっときは15gまで軽いバネを使った。

しかし軽すぎると底打ちで指にダメージがいく。
それをスロースプリングならある程度かわせる。
最初はプログレッシブの方がいいんじゃないかと思ったが、
「押し始めに自分の意思を反映しやすく、
打鍵後半はフォロースルー的になる」
感覚のスロースプリングが好きだ。

僕は「全体の仕事量が少ないこと」が大事らしく、
ただ軽ければいいというわけではないらしい。
プログレッシブは最初は仕事量が少ないが、
底打ち付近でグッと借金が増える感じがする。

それよりも適切に軽い始動圧のスローが、
前半メイン後半なかったことに、
くらいのバランスでちょうど良いみたい。

つまり僕は、
「指先の最初の仕事」のタッチに一番敏感なようだ。


3. スピードスイッチ

それと関係して、トラベリングディスタンスや、
アクチュエーションまでの距離は、
短いほどいいようだ。
Kailh Speed Silverが理想的だが、
ひょっとしたらパンタグラフの1mm/2mmでOKなのかもね。

Kailh Speed Silverを常用しない理由は、
以下のスペックがGateron Ink Yellowのほうが上だからである。


4. 滑らかさ

滑らかさはある程度ルブで均すことが可能だけど、
最近凝ってるのは、
リニアのベストプラクティスの205g0ではなくて、
粘性が少ないフッ素系の105によるルブ。
撥水スプレーみたいに、
なんか反発のあるすべすべした感じになる。

ただこれも、バネの力とステムとボディの変数で、
ずいぶん感覚が変わることがわかっている。
ハウジングポリカ+POMステムの組み合わせが安定して良いが、
噛み合わせとも関係していて、
なかなか達成しないパラメータ。

僕はDurock L1、MMK Frog、TTC gold pink、Ink Yellowあたりの、
ヌルヌルよりもすべすべの滑らかさが好き。


5. 直進性

実は滑らかさと関係するパラメータで、
直進性が高いほど、
ステムを斜めにした時の擦りがあって、
滑らかさが犠牲になることがある。
多少グラグラしてても滑らかなほうが、
僕は好みのようだ。

Aqua Kingは直進性が有名だけど、
斜めの力で打つと、すごく重く感じる。
だったら多少グラついても、Alpacaのほうが優秀じゃない?
って思ってしまうのだ。


6. ビジュアル、音

良ければラッキーくらい。
僕にとってスイッチとは、触覚の道具である。


ちなみに、キースイッチは、
もはや改造のためのパーツでしかないと思う。
ノーマルのままで使えるものはひとつもない。
僕は静音にしたいし、
底打ちをリニア特有のカツンと反発するのではなく、
柔らかく反射させたいとずっと考えている。

そのために色んな緩衝材を中に入れたりするのだが、
それはまた別にまとめたい。


優先順位をつけることによって、
自分が何を重視してるのか、
ようやくわかってきた気がする。
同好の士は参考にされたい。
posted by おおおかとしひこ at 22:51| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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