そうそう、出舎したのはFrogスイッチを触るためと、
REVIUNG(レヴィアン)41を触るためだった。
めっちゃいい。しかもこれ、薙刀式に向いてる…
REVIUNG39?だったかな、
親指キーが3しかないので、
もうちょっと欲しいなと思ってたら、
5キーに増えててちょうどいいかもと思って触り倒した。
とくに遊舎展示品は打鍵感がすごいのでみんな触るべき。
キーキャップは普通のチェリー、
スイッチはGateron Caps(たぶんルブしてる)だから、
すごい良いわけではない。
秘密はケースにある。
よーく横から見ると、
トッププレート下に、
シリコンシートが挟まっている。
そしてミッドプレート(アクリル)が入っている。
上から順に、
トッププレート、シリコンシート、アクリルミッド1、
PCB、アクリルミッド2、ボトム、
というミルフィーユ構造。
しかもデータを見ると、
シリコンシート、ミッドプレートがともに、
ただの外枠だけじゃなくて、
スイッチを除いた部分すべてに充填構造になっている。
これだ。
一体化していることで、
「ひとつの剛性の質量」化しているため、
振動が抑えられ、
かなり硬質な感覚になってて、
それをシリコンシートが全体に柔らかくしてる感じなのだろう。
流行りのエアコンパテも同じ原理だろうね。
とにかく「一個の重い石」になってしまえば、
全体の細けえ振動は全部なくなる、
という考え方だろう。
で、ただアクリルとPCBだけじゃない、
シリコンシートが、柔らかさに寄与してると。
実におもしろい。
これ、MiniAxeでも真似できるかも。
データシートが公開されてるわけではないので、
自分計測になるけどね。
すでにミッドプレートは自作のを一枚挟んでるので、
PCBとボトムの間に挟むやつを設計しないとなあ。
シリコンシートはどうやって切るのかと調べると、
プリントした紙を貼りつけて、デザインナイフで切る、
一番原始的な方法だった。
頑張れば手で出来る原理か。
打鍵感はCorneriusにかなり近いと思う。
あちらは金属ケース+ガスケットマウントと贅沢の極みだけど、
そこまでしなくてもこんなに良くなるんだ、
と感動の一品だ。
あと僕的には薙刀式がとても打ちやすかったので、
MiniAxeとともに公式キーボード認定かな?
親指が結構いい当たり方をしてるのでよかったのかもね。
(Claw44はぜろけーさんの3Dキーキャップだと薙刀式とあんまり合わなかったので、
チェリープロファイルとかつけて試してみたい…。
あとコルネも実機テストしてないけどたぶんいける)
大抵の自作キーボードは親指の位置でイマイチと思うが
(キーキャップにより改善はするのだろうが)、
この感じはかなり当たりだと思った。
単に2Uの逆づけなんだけど、角度とあいまってちょうどいい感じ。
一体型はNiZ以来買ってないが、悩む…
一番の嫁がいるのに浮気する気分か…
2021年05月27日
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