尾身氏のパンデミック下での五輪開催は普通はない、
との発言に対しての自民幹部(発言者不明)のリアクションが、
非常におかしい。
https://mobile.twitter.com/tyomateee/status/1400444886223003650
1. 「言葉がすぎる」の真意。
たかが一国民がお上のやり方に文句を言うな、の意味の恫喝なのかどうか
(この朝日の記事の書き方ではそのようにミスリードしやすい書き方になっている)
2. 五輪開催を決めるかどうかは首相権限なのかどうかということ
1.が恫喝ならば、
科学者がどんなに正しい発言をしても、
それを理解されないし聞き入られず、
お上に逆らったとして罷免される、
前近代が自民幹部にはびこっていることになる。
太平洋戦争は、こうやって敗戦に突入したのだろうか。
恫喝でないならば、
科学的真実をこの人がどのように考えているか、
その理解の度合いとその後の判断について明らかにしてほしい。
2.に関してだが、
五輪の主催者は、東京都とIOCじゃないの?
なぜ首相が決めるの?
この二点を、朝日には追跡調査を望みたい。
この文面からは、
「悪なる政府が勝手に開催を決め、
善なる科学者が提言しても聞き入れられず、
詰腹を切らされる」
という時代劇のような状況を想像してしまう。
近代を経たのだから、
近代的に突っ込んでいかれたい。
感情ゲリラだけがジャーナリズムではあるまい。
2021年06月05日
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