KHとHKで中指の振る舞いが変わることを発見したんだけど、
非対称性のある運指が、
J,と,Jでも起こり得ることがわかった。
J,だと、
Jのあとの,は、ただ中指を畳んで打つ打ち方になる。
一方,Jだと、
,のあとJを打つつもりになった時点で、
指の形を作った上で、
,を抑えた中指の反発を使いながらJを打つ感覚がある。
中指を底打ちして、その反力で人差し指を伸ばすような感覚。
薙刀式では、
J,は「あん」(連続シフトで「のむ」)、
,Jは「んあ」(連続シフトで「むの」)、
に当てられている。
よく出る連接の方に楽な運指を当てていることがわかる。
つまり、
二連接といえども頻度に非対称性があり、
アルペジオABとBAで指の動きに非対称性があり、
薙刀式では、
少なくともKHとJ,の二種では、
頻度と打ちやすさの一致があるわけだ。
全てにおいてそうか?
あるいは、よく出るものほど配慮されてるか?
はよく分からないが、
これまで何年も使って違和感を感じなかったことから、
大体はうまく行ってると思われる。
これらは二連のアルペジオの例だけど、
三連や四連でもあるかも知れない。
(実際片手でそこまでアルペジオするワードは少ない)
左右交互打鍵ならあり得なかった、
この順番と指の使い方の非対称性は、
速度だけでなく、
キーキャップの快適性を研究する上で、
無視できない要素になりそうだ。
2021年06月13日
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