2021年06月13日

【薙刀式】J,と,Jの運指も違う

KHとHKで中指の振る舞いが変わることを発見したんだけど、
非対称性のある運指が、
J,と,Jでも起こり得ることがわかった。


J,だと、
Jのあとの,は、ただ中指を畳んで打つ打ち方になる。

一方,Jだと、
,のあとJを打つつもりになった時点で、
指の形を作った上で、
,を抑えた中指の反発を使いながらJを打つ感覚がある。

中指を底打ちして、その反力で人差し指を伸ばすような感覚。


薙刀式では、
J,は「あん」(連続シフトで「のむ」)、
,Jは「んあ」(連続シフトで「むの」)、
に当てられている。

よく出る連接の方に楽な運指を当てていることがわかる。
つまり、
二連接といえども頻度に非対称性があり、
アルペジオABとBAで指の動きに非対称性があり、
薙刀式では、
少なくともKHとJ,の二種では、
頻度と打ちやすさの一致があるわけだ。

全てにおいてそうか?
あるいは、よく出るものほど配慮されてるか?
はよく分からないが、
これまで何年も使って違和感を感じなかったことから、
大体はうまく行ってると思われる。


これらは二連のアルペジオの例だけど、
三連や四連でもあるかも知れない。
(実際片手でそこまでアルペジオするワードは少ない)

左右交互打鍵ならあり得なかった、
この順番と指の使い方の非対称性は、
速度だけでなく、
キーキャップの快適性を研究する上で、
無視できない要素になりそうだ。
posted by おおおかとしひこ at 16:44| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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