2021年06月24日

【薙刀式】ほかの配列を使うと便利な点がはっきりする

qwertyをひさしぶりに使った。
速度も質も要求されないものだったからどうでもいいが、
ここから薙刀式に戻ってくると、
旅行して帰ってきたときみたいに「家が一番」
の感覚になる。
その具体例。


1. BS、エンター、カーソルが近い
2. 編集モードが便利
3. アルペジオが速い
4. 拗音の速さを漢字熟語で感じる
5. 指の使用頻度が良い
6. 思考の濃度と指の濃度の一致

あたりかな。


1. BS、エンター、カーソルが近い

BS、文末まで削除、Del、
エンター、
縦書きのときの、
文字移動↑↓、文字選択や文節伸縮シフト↑↓、
候補選択←→、行選択のシフト←→。

これらが組み合わせも含めてFJに近い位置にあること。
とくに、BS、エンター、カーソルは、
全て人差し指なのが本当に良い。
指し示す指で操作できるのが、
とても直感的。

ていうか、
キーボードってそうなってないのがとても不思議になる。


2. 編集モードが便利

特に使うのは、
上の、文末まで削除、Del、カーソルに加えて、
再変換、カタカナ変換、ひらがな変換、
入力キャンセル、ホーム、エンドあたり。

文書編集だと、5文字移動、5行移動、5行選択、
ホームまで選択、エンドまで選択、
コピー、カット、ペーストあたり。

記号だと、「」()?!……【】
らへんはよく使う。

これらが30キーの範囲内に入ってるから、
基本手の位置がそのままで文字とシームレスに繋がるのは、
とても大きい。
文字、IME操作、エディタを区別なく使えるので、
「原稿を触っている」感覚になれる。


3. アルペジオが速い

まとまった言葉をアルペジオで打てたり、
言葉のパーツをアルペジオで打ったり、
短縮入力してる感覚。

手慣れた配列はすべてそうなっていくのだろうが、
薙刀式はとくに人差し指中指アルペジオに、
大抵大事なやつが入ってるから、
4本と親指でバンバン書いてる気分になる。


4. 拗音の速さを漢字熟語で感じる

薙刀式は3キー同時も含めた、
拗音を1アクションで打てて、
かつ拗音同置(使用2音の同時+濁音半濁音を同時)を実現した、
唯一の配列だ。
しかもそのあとに続く、「う」「く」「ん」「つ」
あたりはアルペジオで行ける確率が高い。
なので、
拗音をよく使う漢字熟語がとても速い。

速い、というよりも、「一漢字を1アクションで打つ」
感覚になるため、
「一概念1アクション」みたいになるのがとても良い。
思考と指の一致を感じる。
「しゅう」「ちゅう」「りょく」とか、
「しょく」「ぎょう」「びょう」とか、
「じょう」「きゅう」「しゃ」とか、
3アクションで打ってる感覚になるんだよね。


5. 指の使用頻度が良い

大体人差し指と中指と親指で済ませてる感覚。
右薬指は補助で使うか。

左薬指、両小指は出番が少なく、
バリバリ書いても(5000字くらい)指の疲労がちょうどいい。
ちょうどいい、という感覚は、
ちょうど良くない配列を使わないと実感できないんだよな。
qwertyは左小指、右小指が痛いし、
TYGHあたりが疲れるし遅れる。


6. 思考の濃度と指の濃度の一致

感覚的なんだけど、これが薙刀式を使う一番の理由。

思考が軽いときは、
指もアルペジオでつなげる速い運指で書いてて、
思考が重いときは、
指は拾い打ちをしてる感覚になる。

思考の濃度(濃いときはゆっくりになる)と、
指の濃密度が比例してる感じになる。

qwertyはそうではない。

指の忙しさが言葉の忙しさと一致しない。
ギアを入れまくってほとんど進んでないとか、
進んでないように見えて母音だけ進むとか、
言葉の意味の感覚と一致しない。
発音の方とまだ一致するが、
発音の簡単さと一致しているわけではない。

結果、指と思考は分離する。


薙刀式は、
思考と指の動きが一致している感覚があり、
ものを書くことを全身運動のようにできる。

頭の先から指先まで、同じダンスをする。

qwertyは別のダンスを要求される。
左手で三角かきながら右手で四角かく、
みたいなことをずっとしなければならない。

薙刀式の、左手も右手も同じ図形を描く、
みたいな感覚のほうが、
自分の思考をそのまま書ける。

カナ配列はそもそもそういう傾向にあるけど、
薙刀式の文字配置や、
上にあげた1〜5のファクターが効いて、
全体的な体験としてそうなるのだと思う。


実はこの感覚こそが僕にとって大事で、
そんなことを言ってる配列はほとんど聞いたことがない。

運指効率や結果的速度などの客観指標はあれど、
「主観的にみたらどうなのか」を語られていない気がするんだよね。

まあどんな配列でも、
手慣れてくれば「思考と体が一体化する」
体験を積めるのかも知れないけど、
配列によってはその人の思考と合わないかも知れないよね。
そのへんは試してみないと分からないところだけど。


薙刀式が武器の名前を冠しているのも、
武器が体の一部になる感覚を大事にしてるからで。
武器に振り回されず、
思考がそのまま武器の動きになるように一致してる感覚は、
僕は薙刀式が一番いい。



qwertyってほんとにひどい配列だなあ。
殆どの人は思考に沿わない入力法を強制されてるんだよな。
そりゃデジタル化は遅れるわ。
posted by おおおかとしひこ at 10:15| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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