毒を食らわば皿まで。
広告に抗議が殺到して中止になる話はよく聞くが、
政治へ文句を言ってる人を見ると、
クレームの実態がよく観察できる。
都議選関係でTwitterを検索すれば、
(都議選、選挙などで検索すれば良い)
まあ勝手なものいいばかりだ。
ネット時代は誰でも文句を言える社会になった。
だからなにかをしようとすると、
文句が沢山くるのがデフォルトだ。
投書や抗議電話に比べて、言いやすいし、
言いっぱなしになれるからね。
じゃあどうだったら良かったのかまで、
クレーマーは考えない。
赤子が泣くのと変わらんよ。
年寄りは、赤子が泣くのは鈴の音に聞こえるそうだ。
それくらい企業も泰然自若として、
ネットクレーマーに対処してはどうか。
改善すべき点があれば、
改善して再び世に出すことだ。
蓋を閉めて隠蔽してなかったことにするから、
クレーマーを増長させる。
「こいつ、泣けば黙るぞ」とね。
そうして嘘泣きが増えていく。
厄介なのは、
そんな人たちが現れては消えて、
完全にいなくならないことだ。
そのクレーマーたちの実態を知った上で、
対応を決めている企業が少ないように思う。
政治系ツイッタラーたちを観察して、
サイレントマジョリティとの比較をしなければならない。
ネット番長は、番長の数より多いぞ。
批評は長文(たとえば5000字以上)のみ認める、
となれば、彼らも何もできまい。
だとしたら、嘘泣き赤ちゃんでしかないのだ。
まともに対話し、議論し、
これまでなかった第三の選択肢を探し出すことが、
批評の目的である。
そうなっていないものは、
単なる嘘泣きだ。
これは、すべての批評に言えることだと僕は思う。
「嫌いだから潰す」は、議論でも批評でもない。
2021年06月29日
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