2021年07月02日

文明の境目

水系と山系で地図を塗り分ける、大人の自由研究。
https://mobile.twitter.com/ShinagawaJP/status/1404407020862656514


日本に関して言えば、
僕は山と川が地域の境目になると思っている。

言葉が変わるのも、川向こう、山の向こうだろう。

しかし水系で、土地の育つものが決まるとも思う。
おそらく同じ水系で育った酒と、
そこの湾で獲れた魚と、
そこの農作物は合うはずだ。

つまり、山は国(狭義の)を分断し、
川は地域を分断し、
川は気候や自然を分断する。

おそらくは、この色分けが、
日本の成り立ちであるところの「藩」になるはずだ。


世界の国境も、おそらくはこの分断で決まっているような気がするが、
世界史には詳しくないためそこまでわからない。


なにが世界の境目になるか。
そんなことを、空間的、時間的俯瞰で眺めるのも面白い。

山系、水系によって分断されなくなった21世紀は、
では何によって分断されているか。
それがいまの物語のヒントになるだろう。
posted by おおおかとしひこ at 04:02| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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