薙刀式は50音を不規則な配置にしている。
これは頻度を考えてのことだ。
だが単にバラバラに配置しているわけではなく、
よく出る連接が打ちやすいようになっている。
だから、一つ一つのカナの位置を覚えるよりも、
二連接のペアで覚えた方が実戦に早く出れる。
初心者向きの記事ではあるが、
以下に50音順にまとめてみよう。
以下、シフトは【】、同時は()表記。
あ ある JI
い ない MK
う いう KL
え える 【O】I
お おもう 【NK】L
か しかし RFR
き てき EW
く くる HI
け けど S(DJ)
こ こと VD
さ さい 【U】K
し しょう (RI)L
す する OI
せ せん 【A】,
そ それ B/
た たい NK
ち ちょう (GI)L
つ つけ 【;】S
て して RE
と こと VD
な ない MK
に には 【D】C
ぬ ぬま 【SF】
ね だね (FN)【W】
の もの 【KJ】
は はい CK
ひ ひと XD
ふ ふう 【.】L
へ べき (FP)W
ほ ほう ZL
ま ます 【F】O
み みる 【B】I
む むり 【,E】
め めて 【R】E
も もう 【K】L
や やく 【H】H
ゆ ゆう 【P】L
よ よう 【I】L
ら から F.
り なり M【E】
る する OI
れ なれ M/
ろ ろう AL
わ わない 【L】MK
を それを B/【C】
ん なん M,
ー ろー A;
、 を、 【CV】
。 た。 N【M】
単にランダム50の丸暗記よりも、
何度か出てくる同じカナごと、
連接で覚えてしまった方が早い。
なんといっても、
カナ配列を使うということは、
一文字一文字拾い打ちする時間よりも、
連接で繋いで打っていく時間の方が、
遥かに長いことをいうのだ。
最初から連接で覚えておいて、
大体流れで打てるようになったときに、
ようやく50音に分解する、
くらいでいいんじゃないかと思う。
言葉単位でまず覚えて、
あとでカナに分解するのは、
幼児と同じ覚え方で、理に適ってるのではと想像する。
経験的に、
一個一個カナを丸暗記していくと、
覚えきれなくて挫折する。
あなたの目的は、カナを一文字打つことではなく、
言葉を書くことのはずだ。
だったら数文字単位でダラっと打てるようになるべきだ。
上の表だけですでに言葉がいくつか作れるよ。
「なれ」「ない」「こと」「を、」「する」「もの」とか。
あとは「ではない。」を追加すればもう文が書けてしまうよ。
薙刀式は、こうした「日常のセット」が強い配列だ。
2021年07月06日
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