カンブリア爆発期には、
とんでもない形の進化があるものだ。
試しにこんな親指キーってあるかなあと思って作った、
失敗作がこちら。
「VBの間くらいに親指キーがあればいいのでは?」
と思ってやってみた。
ビジュアルデザインは二の次で、
V下かB下しか親指キーが存在できない、
格子配列でも実装できるキーキャップにしてみた。
理想の位置に親指キーが来るとしても、
じゃあB下どうしよう、
みたいな結果がこれだ。
思ったほど変態的な打鍵感ではなかったが、
当然ながら横方向の回転トルクがかかる。
直進性の高いスイッチじゃないと転がってしまうだろう。
どうしてもこの位置にしたいなら、
格子配列諦めたほうがいいかもね。
実験は、失敗から学ぶためにあるのだ。
・思ったほど快適な打鍵にならない
(変な腱鞘炎にはならないかも?)
・横方向に倒れるトルクが不快
・意外と今詰めてる親指キーのほうが良かった
・B下のキー打ちづらい
・Dactylはこの辺に親指キーが斜めについてるが、
実は薙刀式キーキャップの方が優秀説?
(触ったことないので、触りたい…イベント…)
あたりが考察ですかね。
俺の屍(4000円)を超えてゆけ…
イベントができる状況であれば触りたかったです。
話はそれますが、Kailh Red Bean Pudding という変わったスイッチを仕入れたのですが中身が見たことのない構造になっていてかなり改造のしがいがありそうなので良いレシピが見つかったらどこかで報告します。
アイデア倒れかなあと思ってます。
一度やってみたかった、というやつで。
最近思うのは、日によって、場所によって、初手の置き方が変わることがあり、
それでフィーリングが毎回違うことですね。
その平均像で完成度が求められるような気がしてきました。
Kailh Red Bean Puddingは見た目はKailhのBox系に見えるけど、
バネ写真がなんか太くて変なのはわかりました。
Box系の弱点?である細いバネを改良してきた…?